2011年4月10日日曜日

あれから1ヶ月

2011年3月11日に発生した東日本大震災、およびそれに伴う福島原子力発電所事故によって被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

あまりにも甚大な被害を目の当たりにして、僕はこの1ヶ月の間「震災うつ」とでもいうような状態でした。
平日は、帰宅後にニュースウォッチ9で被災地と原発の状態を確認するだけで精一杯。
週末はぼんやりと子供の相手をしているうちに一日が終わっていました。
震災後の3週間は、PCを起動する気にもなれませんでした。

震災による直接的な被害を受けていない僕でさえ、この1ヶ月は時間が凍りついたような日々だったのです。
被災地で大切な人を、愛する家族を、思い出の詰まった家や街を、失った方々の心痛はいくばくのものでしょうか……。

しかし、それでも春はやってきました。

今日、統一地方選の投票のため近所の小学校に出向いたとき、いつの間にか桜が満開になっているのに気付きました。
今はまだ無理だけれど、一年後この桜が再び咲くとき、被災された皆さんの心に少しでも光が戻っていますように。
そんなイメージに向かって、僕は自分にできることを精一杯やっていこう。
そんなふうに思った、震災から1ヶ月後の今日でした。

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