2011年12月31日土曜日

さよなら2011年

相方の実家で紅白を見ながら、iPhoneで今年最後の日記を書いています。

今年は、たまたま出張先の盛岡で被災した震災をはじめとして、世界中で災害が頻発し、心苦しさを噛みしめる暇もなく仕事に追われる日々でした。
気づくと一年が過ぎ去っていたというのが実感ですが、去年の12月に生まれた子供が、今では立って歩いているのを見ていると、一年という時間の長さと重さを改めて考えさせられます。
原発事故や津波で自宅を追われ、避難所や仮設住宅で年の瀬を迎えている人々にとって、この1年がどれだけ長く、辛いものであったのか……。

被災地で直接的な支援活動をすることはなかなかできませんが、僕は僕の戦場で戦うことで、日本の復興に向けた一助になれるように、と思います。
月並みではありますが、どうか来年が皆さんにとって佳い一年になりますように。
A Happy New Year!!

2011年11月27日日曜日

立っちができた!

娘は11カ月を過ぎて、つかまり立ちやハイハイが活発になってきました。
最近ではそのほかにも、

  • 意識的に箱のふたを開けて中身を取り出すようになった。
  • おもちゃを箱に入れることができるようになった(今までは、箱に入っているおもちゃを取り出して散らかすだけだった)。
  • 僕らが指さした場所に注目できるようになった。
  • 朝、保育園に送って行く時、ときどきバイバイのしぐさができるようになった。

と、だんだんと人間的な知能の片鱗が見えるようになってきて楽しいです。
(どんどん動き回るようになり、目が離せなくなって大変ですが)

そんな娘ですが、昨日の夜お風呂に入れたとき、風呂桶のふちにつかまらせて体を洗っていたところ、お風呂に浮かべるアヒルのオモチャを両手に持って、いつのまにか手放しで立っていました。
すぐに後ろにひっくり返るのではとびっくりしましたが、(僕が気づいてから5秒くらいの短い間ではありましたが)そのままどこにもつかまらずに立っていられたので、これが噂の「立っち」では!?

このときは偶然かな~と半信半疑だったのですが、翌日の今日も、つかまり立ちをしていてテーブルの上の興味があるものを手にした時など、何回か立っちをしていたので本物みたい。
たしかにもうすぐ1歳だけど、去年の今頃生まれてきた赤ん坊が、今やもう二本の足で立つなんて……。
いやはや、子供の成長ってすごいもんですね。

年末年始に帰省するときは、じいちゃんばあちゃんにあんよを見せられるかな?

2011年11月26日土曜日

おでんを作ってみた

鍋料理にもちょっと飽きたな~と感じたので、相方に頼んでおでん種のセットを買ってもらいました。

あらかじめ白だしベースのスープで野菜を煮ておいたところに、ネットスーパーでおでん種が届いたので、水とスープ・おでん種を追加投入。
別の鍋で下ゆでしたこんにゃく類を合わせたあと、最後にはんぺんを加えてできあがり。

oden.jpg

特別な工夫は何にもしてないけど、なかなか美味しかった。(^^
相方が人参や鶏肉を入れているのをみて「え!?」と思ったけど、ま、食べてみると悪くはなかったです。
野菜の甘みと動物系の旨味がスープに加わって美味しいけど、僕にとってはおでんというより「練りものがたくさん入った煮物」だなぁ(笑)。

実家を出てから、おでんといえばコンビニで買うものだったけど、自宅おでんって結構いいかも。
鍋奉行の役割は不要でみんなゆっくりできるし、お腹に溜まるし、洗いものも簡単だし、比較的ヘルシーだし(← 30代半ばともなると結構重要)。
ベースだけ作っておいて、持ち寄った具材を追加投入して仕上げ、という闇鍋的なものも楽しそう。
鍋ブームの次には、自宅おでんブームが来ると見た(笑)!

MJ Tournament '11 Fall

課内の交流会を兼ねて、昨年の夏ごろに初めてダーツ大会を開催しました。
僕以外のメンバーは全員ほぼ未経験だったのですが、参加者の多くがダーツにハマってくれて、主催したかいがあったと感じたものです。

そして、それから1年……。
仕事に追われてほとんど投げに行けない僕に対して、他のメンバーは自宅用ボードを買うほどの熱の入れようで、そのうち一人はなんとAフラにまでのぼりつめていました。


そんなAフラのメンバーに誘われて、初めてダーツ大会に参加してきました。
パシフィコ横浜で二日間にわたって開催される、最大1280チーム(ダブルスなので2560人)が参加する大規模な大会MF Tournament '11 Fallです。

mjtournament.jpg

ダーツ大会の様子は9darts.tvなどで知っていたものの、パシフィコ横浜の広い展示ホールにずらりと並べられた200台ものダーツ台を実際に目にすると、圧倒されますね。

最近、仕事もプライベートも忙しくて、まったく(ここ2カ月で唯一ダーツを投げたのは、試合の前日の金曜の夜。調整程度の数試合だけ)練習できなかったのですが、予選のラウンドロビンはお互いの不調をパートナーと補い合うことができて(01のワンチャンスの場面で僕がトリプルアウトしたり、劣勢のクリケでパートナーがTON80出して逆転したり)、かろうじて2位抜けすることができました。

予選のときは「別に予選落ちでも構わない」と開き直っていたので比較的リラックスして投げられたのですが、決勝トーナメントに入った瞬間に「勝ちたい」という気持ちが出てしまい、全く体が動かなくなってしまいました。
練習不足のせいでスローに自信が持てないことも重なって、全然腕が振れないのです。
01を取られた後、パートナーの頑張りでかろうじてクリケを取り返して、勝負は最後の3レグ目。
ここが正念場なのに、全くブルが入らず引き離されていく……。
「力抜いてけ」という応援を受けて、後半なんとか少し腕が振れるようになったのですが、1・2ビットでブルを外すスローが重なり、残念ながら1-2で負けてしまいました。
決勝トーナメントともなると緊張するのが当たり前だそうなので、そんな精神状態でもきちんと投げられるようなメンタルを持ったチームでないと勝てないんでしょうね~。

そんなわけで僕の初ダーツ大会は終わりました。
大会の楽しさも知ったし、もっと上に行きたいし、余裕があればちゃんと練習したうえでまた参加したいところだけど、今はそんな余裕がないんだよなぁ……。(^^;

2011年11月19日土曜日

2011年ボジョレー・ヌーヴォー

引っ越し(金) → ビル法定停電対応(土・日休出) → 社外研修(月・火) → 通常勤務(不在だった期間のリカバリ)と、勤務時間は長くないものの精神的に多忙でくたびれた一週間がやっと終わりました。

日中は部屋の片づけをして、ようやくまともな居住スペースを確保。
夕方から予約していた子供と僕の予防接種(インフルエンザ)に出かけ、ついでにボジョレー・ヌーヴォーをゲットしてきました。

beaujolais2011.jpg

店頭の試飲会で4種類ほど飲ませてもらい、今年はタイユヴァンのヴィラージュ・ヌーヴォーを買ってみることに。
古木から取れたブドウを使ったワインだそうで、ヌーヴォーらしからぬコクとまろやかさがあってすいすい飲んでしまいました。(*^-^*)

2011年11月12日土曜日

退去の立ち会いと風呂場の鏡の掃除について

引越しの翌日、5年半住んだアパートの退去の立ち会いに行ってきました。
荷物の梱包をしながらある程度は掃除をしたけれど、さすがにあちこちに汚れが目立っていたので敷金がどれだけ戻ってくるか心配だったのですが……。

不動産屋 「……ここもきれいですね。入居は5年半ですよね~。そんなに住んだとは思えないくらいですよ」
僕 「(換気口の周囲を示して)でもこのへんは壁紙が汚れてますよ。一応掃除はしたんですが、汚れが取り切れませんでした」
不動産屋 「これくらいは仕方ないですよ。クリーニングが入りますから大丈夫です」
僕 「そうなんですか」
不動産屋 「他の部屋ではタバコの汚れがひどくて大変でしたからね。それに比べれば非常にきれいなもんです」
僕 「そりゃひどいですね(今時、賃貸物件でタバコをバンバン吸うやつなんかいるのか)」
不動産屋 「特に修繕が必要な場所はないので、クリーニング費用4万円くらいだけで済むと思いますよ。新居の方に見積もりを送るので、何か問題があれば連絡ください」

そんなわけで、あっけないほどあっさりと立ち会いが終わってしまいました。
どうしても水回りの使用感は残っちゃうし、フローリングの床もあちこち傷つけていたのですが、そのへんはほとんど気にされませんでした。
とてもキレイ好きとはいえない我が家でこうだということは、他の部屋は退去する時一体どんな状況だったのやら……。(^^;


ちなみに、僕が賃貸物件の退去時にクリーニング以外で請求された唯一の費用は風呂場の鏡です。
たまに掃除はしていても、鏡の表面に付く白いうろこ汚れって落ちずに残っちゃうじゃないですか。
あれをそのままにしていたら、「この状態だと鏡の交換が必要」と言われて\7,000くらい請求されてしまったのです。

てっきり、(電気ポットの白い汚れと同じで)水道水中のカルシウム成分が沈着したものだからクエン酸クリーナーがあれば落とせると思っていたのですが、風呂場の鏡は水道水中のケイ素とガラスのケイ素が引き付けあって沈着するため、普通のクリーナーでは落とせないみたい。
そのため、調べてみると様々な専用クリーナーや研磨パッドが市販されていました。

そういう専用製品に頼っても良かったのですが、今回はより汎用的な洗剤での汚れ落としに挑戦すべく、液体クレンザー(ジフ)を使ってみることにしました。
(専用製品が\1,000くらいするところ、こちらは\200以下。安い!)
掃除の方法は簡単で、入浴時にスポンジにクリームクレンザーをたっぷりつけて鏡を磨くだけ。
ガラスが傷つくこともなく、初回の掃除だけでもだいぶキレイになりました。

とはいえ、さすがに専用品のようには行かないので、この段階では鏡が乾くとうっすらとうろこ汚れが残っているのがわかります。
ここから多少根気がいりますが、同じように3~4回クレンザー磨きを繰り返していると、ほとんど新品のように鏡がピカピカになりました。
同じようにカラン類も磨いてみましたが、柔らかいスポンジであれば特に傷は付かないようです。
コーティングされた樹脂類など注意が必要な素材もありますが、上手く使えばかなり掃除の役に立ちそう。
クレンザーって昔ながらの洗剤のイメージがあって軽んじていたけど、実は侮れない実力の持ち主のようです。

2011年11月11日金曜日

引っ越しました!

HPやメールアドレスではなく、リアル住居の話。

子供が生まれたり震災があったりで、前のエントリから一気に飛んでしまいましたが、無事引っ越しが終わりました。
相方にせがまれてとりあえずインターネットに接続できるようにしたので(マンション構内LANが敷設されているので無線LANルータをルータモードに切り替えただけなんですが、WARPSTARはモード切り替えのために工場出荷時に初期化する必要があって面倒でした……)、段ボールの山にかこまれながら日記を書いています。

関東に出てきた時を含めると引っ越しは5回目ですが、相方がいる&子供がいる&仕事が忙しいという三重苦状態だったので、準備が非常に大変でした。
結局、初めて「引っ越し屋さんが来たのに荷づくりが終わっていない」という状況に陥ってしまい、搬出の最中も非常に慌ただしかったです……。

狭い家ですが、落ち着いたら遊びに来てください。
家の中が片付くにはしばらくかかりそうですが……。(^^

2011年12月のコミックス

  • 9日 - 進撃の巨人(6)
    • 聖様
  • 9日 - 7SEEDS(21)
  • 13日 - ちはやふる(15)
    • OIK. 様
  • 16日 - 絶対可憐チルドレン(28)
    • OIK. 様
  • 17日 - GUNSLINGER GIRL(14)
  • 22日 - げんしけん(11) 二代目の弐
  • 22日 - 宇宙兄弟(16)
  • 27日 - せんせいのお時間(10)

2011年11月のコミックス

  • 2日 - 多重人格探偵サイコ(16)
    • 聖様
  • 17日 - capeta(26)
  • 18日 - バビル2世 ザ・リターナー(4)
    • 聖様
  • 18日 - ママはテンパリスト(4)
    • HIRON様
  • 18日 - あいカギ(3)
  • 22日 - おおきく振りかぶって(18)
  • 25日 - ぱにぽに(17)
    • ミゾ様
  • 26日 - よつばと!(11)

2011年10月11日火曜日

【クイズ】 ある男の死

ホテルの一室で、壮年の男が死んでいるのが発見された。
検死の結果、傘の先端のような尖ったもので胸を刺され、大動脈の損傷によって失血死したことが判明したが、室内に凶器らしきものが見当たらなかったため、警察は他殺の可能性が高いと判断して捜査を開始した。

部屋のドアはオートロックであり、また室内に争ったような形跡もないことから、顔見知りの犯行であることが考えられた。
男の交友関係が調べられ、ホテル内や最寄駅の防犯カメラの画像も利用して捜査が行われたが、有力な情報は得られず、捜査は暗礁に乗り上げた。
そこで、ある刑事が知り合いの名探偵を訪ねて相談することにした。

「……事件のあらましはこんな感じだ。それにしてもまいっちゃったよ。交友関係といっても仕事の付き合いくらいで怨恨の線はなさそうだし、博打にのめりこんで億単位の生命保険が掛けられているってわけでもない。堅い仕事なうえに、酒もタバコも女も無縁。正直なところ、全く犯人の見当がつかないんだ。それにしてもホトケさんも気の毒に。少し前に、末期の肝がんで余命1~2カ月と宣告されたばかりだったそうなんだ。ようやくショックから少し立ち直って、奥さんと『残り少ない人生を家族で一緒に過ごそう』なんて話をしていたそうなんだけど、その矢先にこの事件だよ。なんでこんな悪いことが重なっちまうのかね」

いくつもの難事件を軽々と解決してきた名探偵だったが、刑事の話を聞き終えるとなぜかすぐにこう答えた。

「確かに気の毒な人だ。……何よりも気の毒なのは、この私をしても犯人の見当がまったく付かないことだよ。残念ながら、この事件はお手上げだ」


【問題】

この事件の真相を推理してください。
ただし、刑事や名探偵は犯人ではありません。

2011年9月26日月曜日

2011年10月のコミックス

  • 4日 - バクマン。(15)
  • 12日 - 女子高生Girls-Live(1)
    • 旧版のGirls-Highってどこにしまったかな……。
  • 13日 - ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 3号目
    • OIK. 様
  • 15日 - 僕と彼女の×××(8)
    • ついに完結! いったいどんなラストが待ち受けているのか(笑)!?
  • 21日 - 聖☆おにいさん(7)
    • HIRON様
  • 27日 - プアプアLIPS(3)
  • 28日 - 深夜食堂(8)
  • 28日 - おやすみプンプン(9)
  • 28日 - うちの妻ってどうでしょう?(4)
  • 29日 - エクセル・サーガ(27)
    • ミゾ様……だっけ?
  • 29日 - アオバ自転車店(18)

2011年9月25日日曜日

Robocopy.exeを用いてバックアップからアクセス権のみをコピーする方法

NTFSのアクセス権設定で「下位に継承しているアクセス権」を削除するオペレーションを行う(※)場合、自分が行おうとしている操作の意味を正確に理解していないと、大きなトラブルを引き起こす場合があります。

(※ フォルダアクセス権の「詳細設定」で、「適用先」を変更する時が危険)

ひどい場合にはすべてのユーザのACLがなくなってしまうことも。
こうなってしまうと、上位フォルダのアクセス権を再度「下位に継承する」に戻しても、下位のオブジェクトの「所有者」でない限り、アクセス権を変更する権限がないため元に戻りません。
takeown コマンドで所有権を奪ってしまえば済む場合もあるかもしれませんが、アクセス権管理をフォルダの作成者(所有者)に移譲してる場合や、クォータ等でユーザごとのデータ量を集計している場合などでは支障が出るため、実環境への適用は難しいでしょう。

となるとバックアップから復旧させることになるわけですが、バックアップ後に更新したファイルが先祖がえりしたり、削除したはずのファイルが復活してしまったりするので、単純に置き換えればよいというわけにはいきません。
(短い周期でスナップショットを取っている環境では大丈夫かもしれませんが)

そんなわけで、このトラブルの対応は意外と面倒なのですが、そんな状況に陥ることが少ないからか(笑)、まとまった情報が少ないみたい。
せっかくなので、今回トラブル対応で調べた結果をまとめておきます。


サードパーティのツールを使わない場合、タイトル通りRobocopy.exeを使う方法がベストだと思うのですが、検索すると出てくるMicrosoftの一次情報

Robocopy を使用して、ファイルのデータをコピーせずにセキュリティ情報をコピーする方法

は、内容が古く(NT/2000時代の遺物)、おまけに意味がよく分かりません。
仕方ないので、よく分からないままとりあえずテストしようとしても、Vista/2003では「/SECFIX というオプションはない」と言われ、Windows 7 では「エラー: /コピーする WHICH セキュリティ情報を指定せずに SECFIX が指定されました。」という意味不明のエラーが表示されてお手上げ状態になってしまいます(笑)。

これについて、sunvisorさんの力作Robocopy.docの日本語版(2003のResurce Kitを元にしたもの)で調べると、

/TIMFIX と /SECFIX はサポートされなくなりました。これらのスイッチを使用しているスクリプトがある場合は,その代わりに/COPY: を使って修正する必要があります。元の /TIMFIX は /COPY:T に,/SECFIX は /COPY:S に変更します。

とあるので、以下のような流れになっているようです。

  1. 2000時代のRobocopy.exeには、/SECFIXオプションがあった。
  2. Vista/2003時代のRobocopy.exeから/SECFIXオプションがなくなり、代わりに/COPYオプションが強化され、S(ACL)やO(所有者)を指定してコピーできるようになった。
  3. 7/2008のRobocopy.exeには/SECFIXオプションが復活したが、明示的にACLのコピーを指定(/COPY:S)しないと動作しなくなった。

この/SECFIXというオプションが何者なのか、Windows 7付属のRobocopy.exeの/?オプションやヘルプで調べてみると、以下のようになっています。

/SECFIX :: スキップしたファイルも含むすべてのファイルのファイル セキュリティを修正します。(Fixes file security on all files, even skipped ones.)

英語の方がまだわかりやすいかな?
要は、/SECFIX は /XC /XN /XO などのオプションでコピー対象から除外したファイル(ログで「スキップ」にカウントされるファイル)についてもACLのコピーを行うというオプションなのです。
(/SECFIX を指定せずに /COPY:S すると、「スキップ」されたファイルのACLはコピーされません)
しかしちょっと考えてみると、/COPY:S でACLのコピーが指定できるなら、ファイルや属性情報のコピーに使うのと同じオプションでフィルタリングができた方が、統一感があってよいはず。

たぶんMicrosoftも同様に考えてVista/2003では一旦仕様落ちにしたものの、互換性に関するクレームを受け仕方なく7/2008で無理やり復活させることになった……。
/SECFIX オプションがこんなに分かりにくい状態になってしまったのは、そのような経緯によるものだと思われます。


そんなわけでまとめると、Robocopy.exeを使ってバックアップデータからアクセス権(と所有者の情報)をコピーするには、/SECFIX を使わずに以下のようにするのが良いと思います。

robocopy.exe <コピー元> <コピー先> /COPY:SO /IS /E /B /LOG:robocopy.log

オプションの意味は以下の通りです。

  • /IS
    • 同一ファイルをコピー対象に含める。(通常は同一ファイルはコピーする必要はないが、アクセス権を修復する際にはコピー対象に含める必要があるので)
  • /E
    • サブフォルダもコピー対象とする。(これを付けないとサブフォルダ以下が処理対象にならない)
  • /B
    • バックアップモード(Backup Operatorsグループに所属しているユーザがACLを無視してファイルにアクセスできるモード)でコピーする。(ACLが失われている場合には、このオプションを付けないとアクセスを拒否されて終了してしまう。Windows 7のHome Premiumだと、Robocopy.exeを管理者権限で実行したうえで、このオプションを指定しないとうまく動作しない気が……)

ACLをコピーする対象ファイルをコントロールしたい場合は、通常の「ファイル選択オプション」を使うことができます。

2011年9月2日金曜日

2011年9月のコミックス

  • 2日 - バーテンダー(20)
    • helion様
  • 7日 - ハルシオン・ランチ(2)
    • helion様
  • 13日 - ちはやふる(14)
    • OIK. 様
  • 16日 - 絶対可憐チルドレン(27)
    • OIK. 様
  • 22日 - おおきく振りかぶって(17)
  • 22日 - きのう何食べた?(5)
    • HIRON様
  • 22日 - 宇宙兄弟(15)
  • 24日 - 放浪息子(12)
  • 27日 - あかとき星レジデンス
  • 30日 - チャンネルはそのまま!(4)

2011年8月27日土曜日

初はいはい

午後の食事のあと子供をジムで遊ばせていたときのこと。

ジムで10分ほど遊んで飽きたところへ相方が戻ってきました。
すると、相方のところへ這って行こうとした子供が、初めて手と膝を使ってよつんばい状態で前に進むことに成功!
保育園で見たほかの子供たちの動きと比べると、この動きを「はいはい」と思って間違いなさそう。
できたのは2歩(?)くらいだったけど、しっかりとよつんばい状態になれていたので、だいぶ手足の力がついてきたみたいです。
帰省したらじいちゃんばあちゃんに見せてあげてね!


そんなわけで、今日の夜から遅い夏休みで田舎に帰省してきます。
休み中にちょっとだけ向うの事業所に顔を出さなきゃいけないし、仕事用のPCを持って帰ってメールチェックしなきゃならないしで、あんまり休める感じじゃないですが。(^_^;

2011年8月21日日曜日

立った!

テレビを見ながら相方と晩酌をしていたら、テーブルの上に並んだ食べ物が気になったのか、隣に座らせていた子供がテーブルと相方の腕を支えにして立ち上がりました!

stand.jpg

足元が危なっかしいですが、テーブルの天板に乗りかかるわけでもなく、しっかりと自分の足に体重をかけて立っています。
初めて座った姿勢から自分で立ち上がったので、「初つかまり立ち」に認定して良いんじゃないかな!?

月末に帰省したときには、じいちゃんばあちゃんに披露できそうです。(^^

2011年8月16日火曜日

はいはいまでもう少し

先週末くらいから、子供が手足を突っ張ってよつんばいをするようになりました。
本格的にずりはいをするようになったのもつい最近なのに、もう地面からお腹を離せるようになるなんてすごい進歩です。
ほんと、子供はあっという間に大きくなりますね~。

カメラを向けると、レンズが気になってよつんばいをやめてしまうので、なかなかシャッターチャンスがつかめませんでしたが、ようやっと決定的瞬間の撮影に成功!

crawl.jpg

テーブルの上に興味があるものがあると、天板に乗りかかってつかまり立ちらしきものもやりつつあるので、月末に帰省するときにはじいちゃんばあちゃんに「はいはい」や「たっち」を見せられるかな?

2011年8月13日土曜日

プール開き

手足口病などの感染症が流行っているせいか、保育園のプール遊びが次々と中止になってしまったので、自宅でプール開きをすることにしました。

ベビーバスに水を張り、しばらくベランダに放置して水温を上げて準備完了。
この日のために用意した水遊び用おむつを装着して、いざ人生初のプールへ(笑)!

最初は水の冷たさにびっくりして泣きましたが、少したつと慣れてきて、不思議そうにてのひらで水面を触ってみたりしていました。

pool.jpg

次は保育園の大きなプールに入れるといいね。(^^

2011年8月12日金曜日

三倍満

明日から来週火曜日まで夏休み。
そんなわけで、久々に夏休み記念(?)麻雀を打ってきました。

大したマイナスではないですが、ここのところ負け続けなのでたまにはトータルプラスで終わりたいところ。
そんな気持ちでスタートした最初の半荘なのに、いきなり後輩に倍満を振り込んでしまいました。(^^;

だがしかし!
「このまま今日も負けか~」とがっくりしながら臨んだ次の局に、「今日の一手」がやってきたのです!

ドラが絡んだ混一でチャンス手を作れそうな配牌。
無駄ヅモがほとんどなく面白いように手が伸びて行くので、鳴きたくなるのをガマンしてツモっていると……。

(東3局 西家 ドラ5p)
西 西 1p 2p 3p 4p 5p 6p 7p 7p 8p 8p 9p

という絶好の聴牌!


「リーチせずにはいられないな!」


そして次順、まるで麻雀劇画でも見ているかのように6pを一発ツモ!
リーチ・一発・ツモ・混一・一通・ドラ2の、生まれて初めて(?)の三倍満で、さっきの振り込みを帳消しにする24000点をゲットしました。

そしてこの一手が効いたのか、二着・一着・二着でマイナスなし、トータル+60で久々の勝利を手にすることができました。(^^


普通はこれで十分に出来過ぎな手なのですが、後から考えると

  • アタマが自風でなく
  • ツモが9pで
  • 裏ドラが乗れば

リーチ・一発・ツモ・平和・一盃口・混一・一通・ドラ3で、滅多に出ない数え役満だったなぁ~とちょっと残念(笑)。
人の欲望は限りないものですね……。(^^;

2011年8月7日日曜日

2011年8月のコミックス

ご無沙汰しております。

7月はついに1日も日記を書かずに過ぎてしまいました。
平日はともかく、土日はまったくヒマがないわけではないはずなのですが、最近時間が過ぎるのが早くて早くて……。(-_-;

  • 4日 - バクマン。(14)
  • 9日 - 進撃の巨人(5)
    • 聖様
  • 9日 - 特攻の島(3)
  • 10日 - 海街diary(4)
  • 23日 - にこたま(3)
  • 26日 - 成恵の世界(12)
  • 27日 - ひだまりスケッチ(6)
  • 31日 - それでも町は廻っている(9)
    • リマインド用

2011年6月26日日曜日

2011年7月のコミックス

  • 8日 - 7SEEDS(20)
  • 8日 - うさぎドロップ(9)
  • 15日 - capeta(25)
  • 20日 - ボクを包む月の光 「ぼく地球」次世代編(10)
  • 22日 - 3月のライオン(6)
  • 30日 - アオバ自転車店(17)

2011年6月25日土曜日

カスタムIEM "UE 18 Pro" 修理体験記

UE 18 Proの購入後、1週間くらいして右のイヤホンから低音が聴こえなくなりました。
左右の音のバランスがめちゃくちゃになって、とても聴いていられるものではありません。(-_-;

最初は、耳の中でぐりぐりとイヤホンを動かしていると突然正常に聴こえるようになったりしたので、フィッティングの問題を疑ったのですが、そのうちいくらいじっても直らなくなったので故障と判断。
UEに送り返して修理してもらうことにしました。
18 Proのレビューはよく見かけますが、修理の経験についてまとまっている記事は見たことがないので、同じ境遇の方の参考になればと思い書いてみます。


■ 5月15日

customsales@ultimateears.comへ状況と修理するにはどうすれば良いかの質問をメール。

■ 5月17日

UEのDavidから、repair order sheetを記入して本体と一緒に送ってくれとの回答が届く。

■ 5月23日

修理をオーダーする前に、念のため何度かテストをしているうちに正常になることがあったので、フィッティングの問題かもしれないと考え、impressionを再度採った方がよいかDavidへ相談のメールを送る。

■ 5月26日

Davidから、最初と全く同じrepair order sheetを書いてくれとのメール(定型文っぽい)が届く。
どうやら、修理の相談ではDavidは役に立たない感じ。
Davidのメールに書かれていた、修理担当のJennにメールを書いた方が良いか迷うが、この頃になると何度テストしても全く改善しなくなっていたので、とりあえず修理扱いでUEに送りつけてみることを決心。

■ 6月6日

念のためUEのトラブルシューティングページを見てチェックしたものの改善しないので、ハードケースに本体を入れrepair order sheetと一緒にEMSで送付。
「内容品」の欄に "Earphone (send to repair)" と記入したら、郵便局の窓口で「バッテリは搭載されていないですか?」と確認され、"no battery" と追記した。
現在、EMSではリチウムイオン電池を搭載した機器は送れないらしい。
あと、EMSは保険が\20,000までしか付保されていないので、念のため\120,000の保険をかけた。
それでも送料\1,200+保険\250でアメリカに荷物を送れるなんて非常にリーズナブル。(^^

荷物を郵便局に預けたあと、金属製のハードケースに入れて送ったらX線検査でひっかかるんじゃないかと心配しましたが、特に問題なかったようです。
通関も今回は非常にスムーズ(半日くらい)で、金曜日にはUEに到着した模様。

■ 6月20日

到着から1週間過ぎてもUEから何にも音沙汰がない(修理は約4~5営業日)ので、そろそろ確認のメールを送らなきゃと思っていたら、いきなりFedExの荷物が到着。
tracking numberで調べると6月17日に発送されていたので、修理期間は妥当だったようです。

repair order sheetには、返送はUPS groundになると書かれていますが、どうやら保証期間内の修理はFedExのinternational priorityで送ってくれるみたい。
考えてみれば、初期不良の修理なんだから、こちらからの送料も着払いにしてほしいくらいだし(できるのかな?)、それくらいサービスしてくれてもいいか。
それにしても、なぜ今回はtrucking numberがメールで来なかったんだろう?

invoiceを見ると、修理内容はMidドライバ等の交換となっていました。
(もちろんunder warrantyなので、修理代は無料です)
やっぱりフィッティングの問題じゃなかったんだ。
考えてみれば、外耳道は口を開け閉めしただけで大きく変化するんだから、噛み合わせの治療をしたくらいのわずかな変化でフィッティングが合わなくなるわけないよなぁ。

恐る恐るイヤホンをはめて音楽を再生してみると……。
おお、バッチリ直ってる!
ここ2週間ばかりE4cで我慢していただけに、18 Proで音楽が聴ける嬉しさはひとしおです。
無事修理が完了して良かった~。


そんなわけで、18 Proの修理は無事完了しました。
まずは一安心ですが、カスタムIEMのこういう初期不良ってよくあるものなんでしょうか。
頂いたコメントを拝見するとフィッティングが一筋縄ではいかないケースもあるようですし、個人輸入はそれなりの手間を覚悟して行った方が良さそうです。
そういった意味では、国産のカスタムIEMメーカーの方がやっぱり安心かも。(^^;

2011年6月22日水曜日

おすわりできたよ!

今日は、定時退社日で久しぶりに早く帰ってきました。

晩ご飯を食べながら、最近ごろごろ転がってあちこち移動するようになった子供と遊んでいたのですが、抱き寄せておすわりさせた状態から手を離したら……。

osuwari.jpg

おおっ、一人でおすわりできた!

先週末までは手を離すとすぐに横に倒れてしまっていたのですが、ついに手をついて一人で座っていられるようになりました。
写真と動画を撮る間、1分以上はひとり座りができていたのでこれは本物でしょう。(^^

もうすぐ、保育園のベビーベットから卒業できるかな?

2011年6月20日月曜日

Core i7-2600Kオーバークロック 番外編

オーバークロックの「常用」を標榜するならば、24時間とは言わずとも1時間くらいはPrime95が安定して動作する必要があると思いますが、Super PIやCINEBENCHなら瞬間最高速度でスコアが出せるのでもっと敷居が低くなります。

とりあえずは、Core i7-2600K@5.2GHzでCINEBENCH 11.5(64bit)の10pts越えを達成。
あと0.2GHz上げて8coreのX5570を抜きたいな。

cinebench.jpg

他のオーバークロッカーの方の情報を拝見すると、CPUの当たりが良ければ瞬間最高速度5.5GHzくらいまでは行けそうなので、もうちょっと頑張ってみます。

2011年6月19日日曜日

バランタイン17年

父の日ギフトとして、両家の父親にウィスキーを送りました。
ウィスキー好きとしては個性的なボトルを選びたくなりますが、好みが合わないと困るので今回はブレンデッドのオーソドックスなものをチョイス。

選んだのは "The Scotch" と呼ばれるバランタイン17年です。

非常にポピュラーなボトルですが、シングルモルト好きな僕はオーソドックスなブレンデッドウィスキーを買う機会が少ないので、実は購入するのは初めて(バーでは飲んだことがあるかも)。
最初のうちは、帰省したときに自分の父親から飲ませてもらえばいいかなと思っていたのですが、「どんな味なのかな~」と想像しているうちに、ついつい自分のぶんも買ってしまいました。(^^;

ballantines17yo.jpg

今日は相方がアンサンブルの練習に出かけているので、子供をお風呂に入れて、ミルクを飲ませたら、一人でゆっくり飲ろうと思います。

2011年6月18日土曜日

Core i7-2600Kオーバークロック アルティメット編

本日、ASUSよりP67チップセットの不具合を修正したRev. 3.0のマザーが届きました。

p8p67rev3.jpg

あらかじめ取り外しておいたマザーと商品を玄関先で交換し、早速組み立て。
BIOSが1305だったので1503にアップデートしておきました。


前回のセッティングを一週間検証して、分かってきた問題点は以下の通り。

  • 高負荷時の問題
    Prime95動作時、CPU温度は安定しているが、数十分後に突然ブルースクリーンになることがある。
  • アイドル時の問題
    ほとんど負荷がない状態の時に、突然画面が固まる現象がかなりの頻度で発生する。

高負荷時の問題については、CPU温度にまだ余裕があるためVcoreを上げれば良いですが、アイドル時の問題は原因が分からず苦労しました。
当初は、ASUSのEPUという機能で、省電力のためアイドル時にVcoreが自動的に引き下げられることが原因かと疑ったのですが、Vcoreを引き下げる機能を無効にしても改善せず。
Vddrを上げてみたりもしましたがやはりダメでした。
この問題は4.6GHzで動かしていたときから付きまとわれており、目標の「安定動作」への一番の課題です。


「安定動作」させる手法を見極めるためには、「安定」と「不安定」の狭間にある極限状態での挙動を分析するのが常套手段。
そんなわけで、以下のそれぞれの条件で5.1GHz駆動させて、どうなるのか見てみました。

  • BCLK 104.1MHz × 49倍 = 5100.9MHz
  • BCLK 100.0MHz × 51倍 = 5100.0MHz

すると、BCLKを上げるパターンは全くダメ。
Prime95を動かしながらASUSのツールで徐々にBCLKを上げて行くと、104MHzを超えた途端にブルースクリーンになります。
一方で、BCLKを定格にしたパターンは、短時間しか試していないけどかなり安定している様子。
これなら5.1GHz常用も可能そうなので、高負荷時の安定性を向上するためにVcoreを若干上げる方向で電圧周りの設定を見直し、以下のセッティングになりました。

  • Vcore: 1.315V(Load-line Calibration: High に設定してTB時約1.47V)
  • BCLK: 100.0MHz
  • CPU動作倍率: 51倍
  • TB時クロック: 5100MHz

cpuz2.jpg

数時間試用した感じでは、問題だったアイドル時の不安定さが解消されたみたい。
EPUにアイドル時にチップセット電圧を下げるオプションがある(デフォルトON)ので、BCLKを上げた状態(アイドル時でも変わらず)で省電力状態になることで、CPUやメモリではなくチップセット側が高クロックに耐えられず、不安定になっていたのかも?


当面は5.1GHz常用の安定性を向上しつつ、夏に向けて冷却系の挙動がどうなるか見て行こうと思います。

2011年6月12日日曜日

非現実的な夢想家として

村上春樹氏が、カタルーニャ国際賞の受賞に際して述べたスピーチを読み、観た。
インターネットとサービスの発達により、遠い異国の地で行われたスピーチを無料かつノーカットで見ることができるということに感謝したい。

複雑な政治情勢の中でメタファーという形でしか語ることができなかったエルサレム賞受賞のスピーチに対して、今回のスピーチには凝ったレトリックはなく、村上氏の思いや立ち位置をシンプルに、そして真摯に世界に向けて発信したように見える。
日本では、もっぱら「原発批判」として取り上げられている本スピーチだが、僕にはそれ以外にも以下のような複数の観点が織り込まれていると感じられた。

  • (世界的に影響力を持つ日本人の代表として)日本の国家が、専門家が、営利企業が、そして国民が、安全対策が不完全な原発を建設することを容認し、結果として国際社会全体へ影響を及ぼす大事故を防ぐことができなかったことに対する率直な反省の弁。
  • 諸外国には、「無常」という言葉によって儚く移ろいゆく世界観を内包した日本人のメンタリティを説明すると同時に、国民に対しては、これまで数多くの自然災害を経験し、そしてそこから立ち直ってきた日本人の力強さを再認識させるメッセージ。
  • 「原発」や「効率」を一つの例とした、「壁と卵」で語られた「システム」と「脆弱な卵」との戦いのモデルケースとしての再現。

村上氏は、 原発の「既成事実」が作られた60年代後半から70年代に青春を生きてきた、そして結果的に原発を受け入れてしまった、ひいてはこの矛盾に溢れた現代に繋がる選択をしてきた世代の人間として、集団的な責任というものを強く感じているように思える。

かつての阪神淡路大震災がそうであったように、この東日本大震災が村上氏というフィルターを通して、5年後あるいは10年後に、「晴れた春の朝、ひとつの村の人々が揃って畑に出て、土地を耕し、種を蒔く」その種蒔き歌のように、我々が共有し、お互いを結びつけてくれる物語として立ち上がってくることが、今から楽しみだ。

2011年6月11日土曜日

Core i7-2600Kオーバークロック エクストリーム編

1月に発売直後のCore i7-2600Kのマシンを組み、2月に軽くオーバークロックを試したレポートを載せましたが、その後非常に忙しくなりマシンをいじる余裕がなくなってしまいました。
前回のレポート後の展開も色々と構想はあったのですが、手を付けられないままはや数カ月経過……。

今回、ASUSのH67/P67チップセット搭載マザーボードの交換受付期間が6月末までに迫ったこともあり、手続きをするついでに更なるオーバークロックにチャレンジしてみました。


ちなみに余談ですが、当初はASUSにマザーの交換を申し込む際に必要なシリアル番号が外箱に書かれているとなっており、「捨てる可能性がある(というか、捨てた)モノにシリアルを書くなよ!」とムカついて放置していました。
ところが、今回ASUSの交換受付窓口に電話してみたら「PCIスロットに貼付されたシールに書かれているのがシリアル」と教えてくれたので一件落着。

serial.jpg

3月くらいに電話したときには、シールでの確認方法を具体的に教えてくれなかったのに……。
シリアルが確認できないというクレームがたくさん入ったため、窓口の対応を変えたんでしょうか。


さて本題。

今回目指すのは、空冷での5GHz安定動作です。
前回の環境でもCPU温度が限界を迎えるまでの短い間なら5GHzで動作したので、冷却系を強化すれば実現の可能性はあります。
そのための秘密兵器がこちら!

CNPS9900MAX.jpg

Qmax 300Wを誇る、空冷CPUクーラーの最高峰Zalman CNPS9900 MAXです。
箱はKABUTOより1.5周りぐらい大きくて、「そんな巨大なクーラーで大丈夫か?」と思わず聞きたくなりますが、中身を取り出してみると搭載に必要なスペースはKABUTOとほぼ同じくらいに見えます。
しかし、ケースに取り付けてみるとKABUTOより数センチほど高さがあり、KABUTOならかろうじて閉まったケースの蓋がついに閉められなくなりました(もともと開けっ放しにしてたけど)。
この大きさはかなりケースを選ぶと思うので、購入する際にはご注意を。

CNPS9900MAX_2.jpg

CNPS9900 MAXを搭載してPrime95を走らせてみると、前回のセッティング(4.6GHz + KABUTO)では90度ギリギリだったのが70度以下に!
Qmax 300Wの性能は伊達じゃない、これは夢の5GHz台へ行ける!!

…。
……。
………。

と、そんなわけで試行錯誤すること数時間。
こんなセッティングに落ち着きました。

  • Vcore: 1.35V(TB時約1.46V)
  • BCLK: 103.1MHz
  • CPU動作倍率: 49倍
  • TB時クロック: 5051MHz

cpuz.jpg

5GHzを超えるセッティングでPrime95を動かしても、CPU温度は最高80度程度でかなり安定感があります。
セッティングを詰めればまだ伸びしろはありますが、軽く試した感じだとここから先はかなりVcoreを上げていく必要がありそう。
今回は、とりあえず目標達成ということでこれ以上のリスクは取らずに安定性を上げる方にシフトしようと思いますが、Sandy Bridgeのオーバークロック性能には改めて驚かされますね。
(ちなみに、世界ランクは液体窒素使用で6GHzを超えているみたいです)

CNPS9900MAX_3.jpg


という感じでさらっと終われれば良かったのですが、大きな課題が一つ。
こちらで報告されているとおり、Internal PLL Overvoltageを有効にして高クロック動作させると、スリープからの復帰に失敗してしまう(実際には、何回かリセットを繰り返すと復帰できることが多い)のです。
Internal PLL Overvoltageを無効にして5GHzに近いクロックを設定すると、Windows 7の「ようこそ」画面が表示される直前で固まってしまうので、有効にせざるを得ません。

この件はBIOSの問題でそのうち改善されるのかと思って待っていたのですが、「仕様です」と言われちゃうとなんとも……。
節電が必要なご時世に便利なスリープが使えないのは痛いですね。
じゃあオーバークロックなんかしなきゃいいと言われれば、おっしゃる通りなのですが。(^^;


2011年6月18日 追記

動作クロックを向上しつつ、安定性を高めるためセッティングの見直しを行いました。
こちらの記事もどうぞ。

2011年6月5日日曜日

歯が生えてきた!

子供の前歯が生えてきたのを、相方が発見しました。
発見したのは数日前で、歯ぐきを透けて白い歯がほんのり見えるだけだったので、「よく見つけたな~」と感心しました。
さすがお母さんですね。

teeth.jpg

離乳食は、ご機嫌によってすんなり食べてくれない時もありますが、今のところはアレルギー反応もなく順調に進んでいます。
今はまだアレルギーの可能性が低い食材なのであまり気にしていませんが、今後卵やサバ、エビ・カニなどを食べさせるときはドキドキだろうなぁ。

2011年6月1日水曜日

プロフェッショナルの条件

正直言ってマネジメント(エッセンシャル版)は読むのがしんどかったです。
言っていることは分かる(ような気がする)んだけど、腹に落ちないというか。
視点の高さが身の丈に合っていないため共感・納得ができず、なにこの断定口調のおっさん的なイライラ感をたくさん味わった気がします。

「気がします」というのは、読むだけ読んでなにも身についていない証拠ですね(笑)。
そんな「マネジメント」を、読者の目線まで腰を落として説明してくれたのがもしドラで、だからこそベストセラーとなったのでしょう。
僕もあと5年くらいしてから「マネジメント」を読み返すと、もう少し違った感想が得られるかもしれませんね……。

そんなこんなで「ドラッカーは難しすぎる」と辟易していた僕ですが、書店でふとプロフェッショナルの条件を手にとってみたところ、なにげに面白くてついつい購入してしまいました。

crucker.jpg

知識労働者が組織の中で生み出すべきは「成果」であり、「組織への貢献」である、と断言する本書は、マネジメントの入門者が未知の世界へ踏み出す第一歩の道しるべとして、そして自分自身を振り返り、今後マネジメントしていく組織のメンバーに求めるべきものは何かを知るために、「マネジメント」よりも効果的なエッセンスが詰まっているように思います。

僕が書店で斜め読みして気に入り、購入を決めるに至ったのは「Part3 自らをマネジメントする」の「3章 時間を管理する」と「4章 もっとも重要なことに集中せよ」の箇所です。
組織の中での立場が上がるにつれ最も不足するリソースである「時間」を管理する方法について悩んでいた僕にとって、ドラッカーの「断定口調」は今度は非常に力強く響いたのでした。


「プロフェッショナル」といえば、プロフェショナルBSD(プロフェ「ッ」ショナルではない)ですが、もう絶版なんですねぇ。
そりゃ確かに、昨今FreeBSDなんて名前は聞かなくなりましたが……。
FreeBSDからUNIXの世界に入った世代の人間としては、なんとも隔世の感がありますね。

2011年5月31日火曜日

importcds_comふたたび

久々に、Amazonマーケットプレイス(importcds_com)から輸入版CDを購入しました。
こちらの記事(2009年)にimportcds_comで検索していらっしゃる方が多いようなので、参考までに2011年の状況を書いてみようと思います。

今回買ったCDのお値段はこんな感じで、相変わらず送料の\340を支払っても圧倒的にimportcds_comが安いです。
一体どんなからくりになっているんだろう?

  • Brad Mehldau - Live in Marciac
    • 輸入版 - \2,637 (Amazon)
    • 輸入版 - \1,840 (importcds_com)
  • Brad Mehldau - Highway Rider
    • 日本版 - \3,218 (Amazon)
    • 輸入版 - \2,438 (Amazon)
    • 輸入版 - \1,378 (importcds_com)

注文から配送までの流れはこんな感じでした。

  • 5月21日 - AmazonマーケットプレイスでCD2枚を注文
  • 5月23日 - importcds_comの注文確認メールと、マーケットプレイスからの発送完了メールが届く(配送業者はUSPS)
  • 5月30日 - CDが届く

パッケージは、以前のプラスチック製から紙製に変わっていましたが、梱包の傷や汚れ、中身の破損などで気になる点はありませんでした。

importcds_com.jpg

今回はCD2枚とも同時に届き、サポートに問い合わせることもなく無事取引が完了しました。
日本語版のライナーノーツやボーナストラックが不要という方は、配送に時間がかかることを除けば相変わらずimportcds_comは魅力的な選択肢だと思います。

本題とは全く関係ないですが、importcds_comの配送元は奇遇にもUltimate Earsと同じIrvine, CAにあるみたいですね(笑)。

importcds_com2.jpg

2011年5月30日月曜日

UE 18 Proインプレッション

UE 18 ProをGW明けから3週間ほど使ってみた感想を書いてみたいと思います。

製品の客観的な評価ができるような耳は持っていないので、あくまでも主観的な感想です。
10 Proと比較できると良いのですが、前述の通り壊してしまったので以下の製品と聴き比べしています。

  • SHURE E4c
  • audio-technica ATH-A900

また、試聴環境は以下の通りです。
「AACをiPod経由」と「CDをコンポ経由」で以前聴き比べをしてみて、有意な違いが分からなかったのでlosslessやポータブルアンプ等には手を出していません。

  • 2世代iPod touch直挿し
  • AAC 128kbps

■ フィット感

カスタムIEMで一番気になるフィット感ですが、きつすぎず、ゆるすぎず、バッチリでした。
「でした」と過去形なのは、使用開始後1週間くらいして右側のイヤホンで低音が抜ける現象が発生してしまったからです。
最初はドライバの故障かと思ったのですが、イヤホンをぐりぐり押しこんだり動かしたりすると、低音の抜けが改善するポイントがあるのでフィッティングの問題のようです。
ちょうどGWに、知覚過敏(楔形欠損)の治療のため歯の詰め物を削って噛み合わせを改善する処置を行ったのですが、その影響で徐々に問題が出てきたのでしょうか……。

こういうとき、カスタムはシェルを作り直す(場合によっては削る?)しかないのが痛いですね。
各メーカーともに初期のフィッティングの不具合は無償対応してくれるようですが、英語でフィッティングの微妙な問題を説明して対応を依頼するのは面倒です。
こういう点、国産メーカーだと安心で良いかもですねぇ。

■ 音

他の機材では「鳴っている音楽に向かい合っている」感じなのに対して、UE 18 Proは「自分がステージにいる」ような印象を受けました。
実際のステージがそんな最高の音環境なわけはないので(だったらIEMなんか必要ない)、あくまでも例えですが、自分が音楽と一体化して、まるで自分で演奏したり歌ったりしているかのように感じます。
UE 18 Proは、本来アーティストがステージで使用することを想定したIEMなので、そういった方向性の音作りがされているのかもしれません。
(もしかすると、最近発売されたIn-Ear Reference Monitorsはオーディエンスの立場から「音楽に相対する」音作りなのかもしれません。どちらが良いとかではなく、好みの問題だと思います)

音の細かな分析は苦手ですが、あえて書くなら以下のような感じです。

  • ストリングスの倍音が美しく高音域まできれいに鳴ってくれますが、シャリつく感じはなく、ボーカルの「サ」行が気になることもありません。僕は「サ」行が刺さるのが嫌いなので安心しました。このあたりの性格は10 Proから大きく違わないように感じます。
  • 中音域は、mid-bass用ドライバのおかげか10 Proに比べてだいぶ豊かに感じられます。10 Proは時々「ボーカルが引っ込んでいる」と言われることがありますが、UE 18 Proでそう感じる人は少ないのではないでしょうか。「UE 18 Proは濃い」と言われるのはこの音域の印象からかもしれません。
  • 低音域は10 Proに比べて好みが分かれる部分かもしれません。10 Proと比較して(たぶん。ATH-A900と比べると明らかに)UE 18 Proは低音の輪郭が丸く感じられます。また、低音の量は10 Proと同程度で特出して多いわけではないので、打ち込み系のソースでソリッドな低音を求めるような人には物足りなく感じられそうです。僕は「不自然なほどソリッドな低音」というのは好みではないのでこれくらいでOKでした。
  • 音場は10 Proよりさらに一回り広く感じられ、UE好きの期待は裏切らないと思います。音の定位も良好ですが、上にも書いたように「音に包まれている」感じなので、それを好ましく感じるかどうかは人それぞれだと思います。

■ とりあえずのまとめ

一般リスナーにとっては、「音楽を正確に分析的に聴く」のではなく、「音楽に包み込まれて楽しむ」ための機材だと感じました。
(残念ながら僕はフィッティングの問題が発生していますが)オーダーメードのカスタムIEMは耳になじんで心地よいですし、音の方向性も僕がUltimate Earsの製品に求めていた通りだったので、満足できる買い物でした。


2011年6月25日 追記

フィッティングの問題だと思っていた低音が抜ける現象は、ドライバの故障が原因だったことがわかりました。
UE 18 Proを修理したときの記録はこちらをご覧ください。

2011年5月29日日曜日

2011年6月のコミックス

  • 3日 - バクマン。(13)
  • 10日 - アオバ自転車店(16)
  • 13日 - ちはやふる(13)
    • OIK. 様
  • 13日 - ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 2号目
    • OIK. 様
  • 17日 - 絶対可憐チルドレン(26)
    • OIK. 様
  • 23日 - 宇宙兄弟(14)
  • 26日 - 咲 -Saki-(8)

2011年5月28日土曜日

Ultimate Ears "UE 18 Pro" 購入顛末記

 お互いに「遠くまで、来ちゃいましたね・・・」そう言いながら目と目をあわせ、少し笑って。そして、今自分が立っている足元を見つめ、振り返り「あの頃」のもう一人の自分を懐かしく見つめる。

―― 木村千歌 「マイニチ」


最近のネットトレンドは「まとめ」らしいですが、カスタムIEMを海外メーカーに直接発注した体験談についてまとめられた記事はあまりないみたい。
twitterとか2chとか見てると、買っている人がわんさかいそうなので意外です。
老舗のFitEarさんに加えて、リーズナブルな価格展開のcanal worksさんが立ち上がったので、海外との取引までやる人は今後少なくなると思いますが、せっかく面白い経験ができたので記録を残しておこうと思います。


以下、自己紹介を兼ねて僕のイヤホン遍歴。

  1. iPod Miniの付属品 (2005)
  2. SONY MDR-EX71SL (2005)
  3. SHURE E4c (2006)
  4. Ultimate Ears Triple.fi 10 Pro (2008)

カナル型が一般的になり、ハイエンド市場が広がった2005年以降の潮流にそのまま乗っている感じです。(^^;

このように、ミドルレンジから次第にハイエンド製品に手を出し、次々とイヤホンを買い求めてしまうことをイヤホンスパイラルと言いますが、僕は10 Proの満足度が非常に高かったし、たま~に店頭で他の機種を試聴してもピンと来るものがなかったので、Ultimate Earsの新ハイエンド製品でも発売されない限り、もうイヤホンを買い換えることはないだろうと思っていました。

が、しかし……。

10 Proのケーブルのステレオミニプラグの根元が断線した(旧型のストレートタイプは根元が断線しやすい)のでケーブルを交換しようとしたところ、イヤホン側のコネクタが固着していて外れず、やむを得ずラジオペンチで引っ張ったらコネクタの部品ごと外れてこんな有様になってしまったのです。orz

ue18_1.jpg

仕方なくLogicoolのサポートに電話してみたのですが、こちらのページに書かれている通り「ケーブル交換時の破損は保証対象外」で、全損時の優待価格で買い替えるしかないとのこと。
「単なる買い替えじゃつまらないよなぁ~」と思いつつ、Ultimate Earsの新モデルでも出ないかとWebサイトを見に行ったのが運の尽きでした(笑)。
カスタムIEMの存在は以前から知っていましたが、手を出すつもりは全くなかったんですけどねぇ~。


■ 4月8日

カスタムIEM購入を決心し、須山補聴器の銀座店へ耳型(インプレッション)採取の予約のためTEL。
翌9日は予約がいっぱいだったので、翌週の16日で予約をお願いしました。
カスタムIEMは須山さんのFitEarという選択肢もありましたが、10 Proの音が好みだったことと、「海外に直接発注」というのが面白そうだったので、今回はUltimate Earsに注文することにして耳型の採取だけをお願いしました。
でも、FitEarは日本の数多くのアーティストを顧客に持つ老舗ブランドなので、実は僕も結構気になっています。
そのうち試聴して気に入ったらオーダーしちゃうかもしれません(笑)。

■ 4月9日

Ultimate EarsのオンラインストアからUE 18を注文。
Music TO GO! さんのインプレッションを見てカッコよかった titanium plate をオーダーしたかったのですが、オンラインではシェルカラーのオーダーしかできないのでとりあえず grey(translucent) にしておきました。
コードの色は、酸化して汚くなるのが嫌なので black の 48inch を選択。

このあと配送先やクレジットカード番号を入力して注文確定となりますが、カードの決済はこの時点ですぐに行われるようです。
為替レートを意識して注文しようと考えている方はご注意を。
この頃は、3・11を境に円が急騰したあと80円台半ばまで戻ったタイミングだったため、やや円安で決済となってしまいちょっと残念でした。
(タイミングの良し悪しは、後になってみなければわからないんですけどね)

注文が確定すると、UEから「耳型を採取して送れ」というメールが届きます。
思わず僕は、このメールに titanium plate のオプションを希望する旨を返信してしまったのですが、オプションや交換パーツ等の追加注文窓口は別のメールアドレスになっているのでご注意を。

■ 4月12日~16日

titanium plate オプションについてUEのDavidとメールで打ち合わせ。
英語力は全くない僕ですが、凝った装飾をするわけではないので何とか意思を伝えることはできました。
結局、

  • titanium plate with ue silver logo - $100
  • spare cable - $40

をオーダーすることに。
Davidが「オプション費用を決済するためのクレジットカード番号をメールか電話で伝えてくれ」というので、テキストファイルに保存したカード情報をパスワード付きzipファイルにしたものを添付して送り、別メールでパスワードを送付する方法をとりました。
ちなみに、このとき使用するカードは、本体を発注した時に使ったカードとは別でも構わないそうです。
僕は万一カード番号が漏えいしても被害(基本的には不正利用はカード会社が保障してくれると思いますが、カード再発行になるとあちこちに登録している番号を変更する手続きが面倒)が少ないように、普段は使用していないサブのカードを使いましたが、特に問題は発生しませんでした。

■ 4月16日

須山補聴器の銀座店にお邪魔して耳型採取にチャレンジ。

ue18_2.jpg

病院みたいなところを想像していたのですが、入口をはいると1Q84の「柳屋敷の老婦人」のようなマダムが出迎えてくれてびっくりしました。
補聴器の相談に来る客層を考慮しているんですね、きっと。

6階に通され、問診票と同意書にサイン。
耳の中を軽くチェックしていよいよ耳型の採取開始です。
耳型を採るとき、口を開けるかどうか希望があるか聞かれましたが、僕はよく分からなかったので「一般的な方法で」ということで、軽く口を開けた状態での採取をお願いしました。
(Ultimate Earsのドキュメントでは、「1インチのブロックを噛んで採取する」となっています)

耳の奥(耳かきができるギリギリのあたり)にストッパーとなる小さなスポンジを詰めてからシリコンを流し込み、固まるまで5分程度待って出来上がり。
これを左右の耳それぞれで行います。
両方同時にやれば時間短縮できるような気がしますが、たぶん何かトラブルがあった時に両耳がふさがっていると危険だとか、何かしら理由があって方耳ずつやるのでしょう。
所要時間はトータルで30分程度で、料金は消費税込\5,250です。

ue18_3.jpg

■ 4月18日~25日

4月18日に、郵便局からEMSで耳型を発送。
「内容品の詳細な記載」の欄は、よく分からないので適当に "Ear impression (silicone)" で 100g・5000JPY、「身のまわり品」 としました。
EMSのカリフォルニアまでの送料は\1,500です(安っ!)。
料金は安いですが、発送した翌日にはちゃんと太平洋を渡ってロスアンゼルスに到着。
そこで通関検査に2日半ほど足止めされ、UEへ届いたのは週末を挟んで翌週の月曜日(4月25日)でした。

■ 4月27日~29日

最初はblackでオーダーしたケーブルですが、本体色に合わせてclearに変更したくなったので27日にDavidへメール。
29日にオーダー変更了解の旨と、受け取った耳型で問題ない旨のメールが届きました。
日本はGWですが、アメリカは関係ないので休み中に製作が進むことを祈って待ちます。

■ 5月4日~5日

5月4日に

"We have received your ear impressions and our studio has begun the process of handcrafting your personal earphones."

というメールが届き、翌5日には

"We are excited to let you know that your Ultimate Ears Custom Monitors are ready to ship!"

というメールが届きました。
おいおい、1日で製作がおわったんかいな。(^^;
UEから自動で届くトラッキング情報はリアルタイムではないので、参考程度に。

■ 5月4日~7日

FedExからトラッキングナンバーが届き、5月4日に発送、5月6日に到着予定とのこと。
「いくら送料$70のInternational Priority扱いとはいえ早過ぎじゃない!?」と疑っていたのですが、ちゃんと6日の昼過ぎには配達されていました(仕事だったので受け取れませんでしたが)。
速さだけでなく、トラッキングもリアルタイムで詳細だしFedExの配送網すごいですね。
国内の配送代行は日通航空でしたが、FedExのカスタマーサポートを通してお願いしたら、本来は配達時間帯指定ができないところを、「土曜日のできれば午前中に」という形でリクエストを受けて、朝イチに配達してくれました。感謝!

外箱はブラックで統一されたシックな外観。
Webで見たことのある箱とデザインが違うので、どこかのタイミングで仕様変更があったみたいです。

ue18_4.jpg

ハードケースの中身はこんな感じ。
以前は10 Proと同じデザインの小さなハードケースも付属していたようですが、今は付属しなくなったようですね。

ue18_5.jpg


■ その後

すっかり忘れていたのですが、輸入品には関税がかかります。
invoiceを元にFedExから振込用紙が送られてきて、コンビニや金融機関で振り込む仕組み。
今回の請求額は\3,300でした。
請求額と税率から計算すると製品価格が??ですが、まぁ深くは追求しないということで(笑)。


そんなわけで、人生初のカスタムIEMを手に入れました!
長くなったので、後日談やインプレッションについてはまた後ほど……。

2011年5月8日日曜日

母の日

相方の復職にともない、明日から本格的に保育園への送迎が始まるので、通勤経路を変更した新しい定期を買いに駅へ。
その帰り、駅前の花屋の店先がやけに華やかなのを見て、今日が母の日であることを思い出しました。

去年までは自分たちの母親だけが「お母さん」でしたが、今年からは相方自身が「お母さん」なんだよなぁ。
そういえばバタバタしていてホワイトデーのお返しもまだだったっけ。

そんなわけで、娘が母の日を祝ってくれるようになるまでは僕が代行することにして(笑)、カーネーションを買って帰ることにしました。
鉢植えは育てるのが難しいので、手間のかからない切り花をチョイス。
カーネーションのブーケだけでは面白味がなかったので、造花のプードルを足してもらいました。

hahanohi.jpg

共働きでの子育ては色々と大変だと思うけど、今後もよろしくね。

2011年5月4日水曜日

お披露目会

ヨシワラ宅にお邪魔して、12月12日生まれ同士の息子・娘のお披露目会を開催しました。

ママ友の赤ちゃんを抱いたことのある相方に、「男の子はがっちりしていて抱き心地が違うよ」と言われていてすっかり信じ切っていたのですが、意外とふんにゃりしていて驚きました。
やっぱり、赤ちゃんって個人差がすごく大きいんですね。
これから二人がどんなふうに成長していくのか、今からすごく楽しみです。(^^

当日は、相方を含めて5月生まれが4人集まる予定だったので、バースデーケーキを準備しました。
一度はやってみたかった、キルフェボンのホールケーキです。

cake.jpg

これからは、祝う対象が自分の誕生日から子供の誕生日に変わってしまうんだろうな~と、しみじみ思いながらケーキをいただきました(笑)。

2011年5月2日月曜日

2011年5月のコミックス

  • 13日 - おひとり様物語(3)
  • 20日 - 青い花(6)

2011年5月1日日曜日

結婚記念日

仕事の忙しさや帰省の慌ただしさですっかり忘れていましたが、5月1日は結婚5周年の記念日でした。

そんなわけで、レンタカーを横浜に返したあと、成城石井に寄ってワインとつまみを購入して帰宅して乾杯しました。(テーブルワインですが)
Wikipediaの結婚記念日によると、5周年は「木婚式」だそうです。
これまでは紙とか藁だったので、ようやくひとつ格上げという感じですね(笑)。

帰省してきました(3)

昨晩めちゃめちゃ早く寝たので、朝6時過ぎに起床。
朝ご飯をいただいて、9時前には相方の実家を出発しました。
飯食って風呂に入って寝るだけという滞在で、なんだか悪い気がしますが仕方ないですねぇ。

今日は雨の予報だったので運転に気を使うかな、と警戒していたのですが、実際には雨が降っていたのは岩手県内までで、そのあとはほぼドライで助かりました。
福島県に入ったあたりから何回か小さな渋滞につかまりましたが、覚悟していた大渋滞に巻き込まれることはなく、首都高も比較的スムーズで、行きと同じ10時間程度で到着することができました。
かなり疲れましたが、まずは無事に帰ってこれて良かった。

ちなみに、走行距離はほぼ1200kmで、消費したガソリンは53リットルくらい。
燃費が10km/lの車なら120リットル必要になることを考えると、やはりハイブリッドカーの低燃費は魅力的ですね。(リッター145円で計算するとガソリン代が1万円違うことに……)


なお東北道は、一部区間で80キロ規制がかかっている以外は普通に通行できますが、宮城・福島あたりではかなりの箇所に段差や路面補修の跡があり、法面にシートをかぶせて土嚢を積んだ仮補修状態の場所もいくつかありました。
早期復旧に尽力してくださった方々への感謝とともに、今回の災害がいかに大きなものであったかを再認識させられる光景でした。

2011年4月30日土曜日

帰省してきました(2)

翌朝起きて朝食を食べていると、TVで「石割桜が満開」という話題をやっていたので娘を連れて行ってみることにしました。
珍しくチャイルドシートを嫌がってぐずりましたが、いかんともしがたいので強制連行です(笑)。

あいにく天気は曇り空でしたが、石割桜は満開でたくさんの見物人やTVクルーが集まっていました。
正面からの画は人が多くて撮りにくかったので、側面からの写真です。

kisei_2.jpg

石割桜見物の後は、桜山神社前の飲み屋街を散策。
聞くところによると再開発で揉めているようですが、個人的にはこういう昭和の香りが漂う街並みは嫌いじゃないです。
一方で、サンビルのはす向かいで再開発されたエリアも、なかなかオシャレでよさげな感じでした。
こういった新旧二つの街が隣り合っている、というのも面白くて良いと思うのですが。

散策を終えて駐車場に戻る途中で、食道園を見つけたので昼食に冷麺を食べることにしました。
娘と3人で外食をするのは初めてですが、幸い座敷に座ることができたので助かりました。

kisei_3.jpg

ぴょんぴょん舎のスープに比べると色が濃く、甘く煮た肉の味を感じるスープ。
酸っぱい(なます?)きゅうり。
固く煮こまれた肉の塊。
素朴というか昔懐かしい味で、盛岡冷麺の元祖といわれると「なるほどな~」と思うけれど、現代の洗練された味と比べると一ランク落ちてしまうというのが正直なところ。
もし旅行で盛岡冷麺を食べに来られた方は、「ぴょんぴょん舎」「盛楼閣」といったお店と食べ比べしてもらえるといいのになぁと感じました。

夕方から相方の実家にお邪魔して夕食をご馳走になったのですが、相方が「体調が悪い」と言い出したので8時過ぎくらいに休ませてもらうことに。
パソコンや家電のことなど、普段話せる相手がいないというお義父さんが僕と話すのを楽しみにしてくれていたそうなので、夕食が終ったあとにでも付き合ってあげればよかったな~と、後から反省しました。(^^;

2011年4月29日金曜日

帰省してきました(1)

4ヶ月半になった娘の姿を見せに、岩手に帰省してきました。
余震もあり復旧時期が微妙だったことと、荷物が多いことから今回も新幹線はパス。
長距離ドライブは体力的にはきついけど、子供を連れて新幹線に乗る大変さを考えたら、やっぱり車という選択肢になっちゃいますね。

今回のレンタカーは、長距離ドライブということでハイブリッド車を選んでみました。
やってきたのはHONDAのインサイト
メーター類のイルミネーションがなかなかカッコ良いです。
(燃費計が13.5km/lになっているのはまだちょっとしか走っていないから。1200kmくらい走って、実際の燃費は22.6km/lでした)

kisei_1.jpg

会社帰りにレンタカーを受け取り、28日の23時に自宅を出発。
幸い渋滞に巻き込まれることなく東北道を北上することができ、2時間ほど仮眠をとりつつ、相方のじいじゃん・ばあちゃんが住んでいる一関まで10時間で到着しました。
4時間ほどお邪魔したのですが、ひ孫を目にしたじいちゃん・ばあちゃんは大層な喜びようで、おいとまするのが申し訳なかった……。
やっぱりこまめに帰省して子供の顔を見せてあげないとなぁ。

その夜は僕の実家に泊まり、娘を初めて大きなお風呂に入れてあげました。
泣いたりするかなと心配したけど、お湯につかるのが気持ちいいみたいでお澄まし顔でよかった。
疲れきっていたので夜早く布団に入り、すぐに爆睡でした。

2011年4月24日日曜日

Adobe Reader Xをインストールすると「保護モード」の影響でOffice文書にPDFオブジェクトが貼り付けられなくなる件

長いタイトルですが、同様の事象で困っている方の検索に引っかかりやすくするためなのでご容赦を。

2009年にGumblarが猛威を振るって以降、情報システム管理者の頭痛の種はMicrosoftからAdobeに移った感があります。
Windows UpdateからSUS、WSUSへと、Microsoft系セキュリティパッチの集中管理の仕組みが整備されてきたのとは対照的に、(インターネットに接続するほとんどのPCにインストールされているであろう)Adobe ReaderやFlashといったソフトウェアは、システム管理者によるコントロールの仕組みが未だに整っているとはいえない状況なのです。
特に困るのが、自動アップデートの通信をInternet Explorerのセッションを介さずに独自で行おうとすること。
企業などの組織で導入されている認証プロキシの環境下では、認証の処理ができずにアップデートが正常に動作しないことが良くあるのです。

そんなお行儀の悪いAdobeのソフトですが、セキュリティ情報のページを見ていただければわかる通り、本当にひどい有様です。
Adobe ReaderやFlash Playerの項目を見てみてください。
セキュリティアップデートのあまりの多さに呆れてしまいますよ。
こんな脆弱性だらけのソフトが、自動アップデートも正常に働かない状態で、社内のほとんどのPCにインストールされているなんて……考えるだけでもぞっとしますね。
(もちろん、実際の環境では、自動アップデートの通信をキャプチャしてプロキシを越えられるように設定してあげるほか、個々のPCだけでなくプロキシサーバ上でもウイルススキャンをするなどの対策を行っているわけですが)

さて、そんなAdobeの切り札として登場した(かどうかは定かではないですが)のが、Windows版Adobe Reader Xに搭載された「保護モード(protect mode)」です。
これは、Adobe Readerの処理を一種のサンドボックス内で動作させることにより、たとえ脆弱性を突かれてもシステムに直接悪影響を及ぼせないようにするというもの。
サンドボックスという考え方は古くからあり一見妥当な対策に思えますが、実は運用上かなり厄介な問題を抱えているのです。

そんなわけで、ようやくタイトルの問題について。

Adobe Reader Xをインストールした環境で、Office(Word・Excel・PowerPoint)の [挿入] - [オブジェクト] メニューからPDFファイルを挿入しようとすると、以下のようなエラーダイアログが表示されて処理に失敗します。
(環境によって表示されるメッセージは様々なようです)

Windows 7 + Office 2003 SP3

Adobe_Reader_X_1.jpg

Windows 7 + Office 2007 SP2

Adobe_Reader_X_2.jpg

他のPCでOfficeファイルに挿入済みのPDFオブジェクトも、同様の事象で開くことができません。
これって企業ユースでは結構クリティカルな問題だと思うのですが、国内ではあまり騒ぎになっていないようです。
Adobe Reader Xを導入している企業がまだ少ないのか、オブジェクトとしてPDFファイルを挿入するような使い方をあまりしていないので問題にならないのかはわかりませんが……。

「保護モード」のログ機能を使ってみると、オブジェクトを挿入するときに発生するレジストリへのアクセスやイベントが片っ端からブロックされているのが分かります。
(Officeのバージョンによって詳細は若干異なる模様)
つまり、Adobe Reader Xの「保護モード」は、Office上でオブジェクトを挿入したり、挿入されているオブジェクトを開いたりするときに背後で行われている処理を、「不正な操作」とみなしてしまっているわけです。
通常こういった機能を実装する場合は、ホワイトリスト等によって正常な処理までブロックしてしまわないように留意するものですが、Adobeはそんなことはお構いなしのようです。

この問題は当然「保護モード」を無効にすれば解決するのですが、システム管理者としては以下の2点が課題となります。

  1. ユーザの操作なしで「保護モード」を無効にするためにはどうすればよいか(一時しのぎ)
  2. 「保護モード」を有効にしつつ、OfficeでPDFオブジェクトを扱えるようにするにはどうすればよいか(恒久対策)

「保護モード」は [編集] - [環境設定] メニューから無効にできますが、これを社内のユーザ一人一人にやってもらうのは容易ではありません。
また、人手で対応してもらうと、恒久対策を打つ際に「保護モード」を有効に戻す操作が漏れてしまう恐れがあります。
そんなわけで、できるだけレジストリ操作等で自動管理したいのですが、これに関する日本語の情報がほとんど見つかりませんでした。
仕方ないので米国のAdobeのサイトをあさり、ようやく見つけた技術情報がこちら。

上記のPDFの資料によると、「保護モード」のオンオフは、以下のレジストリ値でコントロールできます。(「2.2.3 Enabling Protected Mode via the registry」を参照)

HKEY_CURRENT_USER\Software\Adobe\Acrobat Reader\10.0\Privileged\bProtectedMode

DWORD値として0を設定すると「保護モード」が無効に、1を設定すると有効になります。
なお、上記のドキュメントにもありますが、デフォルトではこのレジストリ値は存在しないので、Adobe Reader Xのインストールの有無をチェックして自動でレジストリ値を設定するような処理を行う場合は注意が必要です。

次に恒久対策ですが、「2.2.6 Policy configuration」の説明と「保護モード」のログを組み合わせて設定ファイルを作成すれば対処可能のようです。
しかし、OSによる違い(XP・Vista・7および32bit・64bit)や、Officeのバージョンによる違い(2003・2007・2010)、を考慮して設定ファイルを作成するヒマがないので、現状手つかず。
設定ファイルをAcroRd32.exeと同じフォルダに置かなければならないという仕様も、集中管理しにくい感じですし。
当面は、Adobeが「保護モード」のデフォルト設定の改善を図るか、どなたかえらい人が設定ファイルを作成してくれるのを待ちたいと思います(笑)。

とはいえ、最近のAdobeは生意気にも「Windows版Adobe Reader Xは『保護モード』のおかげで脆弱性の影響を受けないから、6月14日のクォータリーアップデートまでWindows版のパッチはリリースしない」などと言っているので、「保護モード」を無効にする運用は早くやめたいんですよね。
どうせAdobeは動かないだろうから、代わりにMicrosoftのOfficeサポートに怒鳴り込めば回避用設定ファイルをくれたりしないだろうか……。

2011年4月23日土曜日

2011年4月のコミックス

  • 8日 - 進撃の巨人(4)
    • 聖様
  • 19日 - あいカギ(2)
  • 25日 - テルマエ・ロマエ Ⅲ
    • HIRON様
  • 26日 - 未来日記(12)
    • ミゾ様
  • 27日 - GUNSLINGER GIRL(13)

2011年3月のコミックス

  • 4日 - エクセル・サーガ(26)
    • ミゾ様
  • 17日 - capeta(24)
  • 17日 - red Eyes(15)
  • 17日 - 続 星守る犬
  • 17日 - うみべの女の子(1)
  • 18日 - バーテンダー(19)
    • helion様
  • 23日 - おおきく振りかぶって(16)
  • 23日 - 変ゼミ(5)
  • 23日 - 宇宙兄弟(13)
  • 25日 - もやしもん(10)
    • 聖様

2011年4月10日日曜日

あれから1ヶ月

2011年3月11日に発生した東日本大震災、およびそれに伴う福島原子力発電所事故によって被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

あまりにも甚大な被害を目の当たりにして、僕はこの1ヶ月の間「震災うつ」とでもいうような状態でした。
平日は、帰宅後にニュースウォッチ9で被災地と原発の状態を確認するだけで精一杯。
週末はぼんやりと子供の相手をしているうちに一日が終わっていました。
震災後の3週間は、PCを起動する気にもなれませんでした。

震災による直接的な被害を受けていない僕でさえ、この1ヶ月は時間が凍りついたような日々だったのです。
被災地で大切な人を、愛する家族を、思い出の詰まった家や街を、失った方々の心痛はいくばくのものでしょうか……。

しかし、それでも春はやってきました。

今日、統一地方選の投票のため近所の小学校に出向いたとき、いつの間にか桜が満開になっているのに気付きました。
今はまだ無理だけれど、一年後この桜が再び咲くとき、被災された皆さんの心に少しでも光が戻っていますように。
そんなイメージに向かって、僕は自分にできることを精一杯やっていこう。
そんなふうに思った、震災から1ヶ月後の今日でした。

2011年2月19日土曜日

保育園が決まりました

子供が生まれる前からの心配ごとだった保育園ですが、無事4月から入園できることになりました。

僕らは夫婦フルタイムの共働きなので、特別な事情がある人を除くと優先度は一番高いはずなんだけど、妊婦雑誌でも「保活」なんてタイトルを付けられて対策を特集されているくらいなので、内定通知が届くまでは心配でした。
相方が復職できないと住宅ローンの計画がやばいので(笑)。


そんなわけで、4月からは家を出る時間を30分早めて子供を保育園に送っていく生活が始まることになりました。
秋に引っ越すまでの間は電車に乗って保育園に連れていかなきゃならないんだけど、大丈夫かなぁ~。(^^;

2011年2月14日月曜日

バレンタインデー

今年も相方がチョコレートをくれました。
先週末、美容院のついでに横浜に外出した時に買ってきてくれたみたいです。

valentine.jpg

日本初上陸(らしい)スイスのブランドだそうです。

la cuillere suisseとは「スイスのスプーン」の意。
木製の串の先に丸いチョコレートがついている独特のデザインです。

僕がもらったのは、温めたミルクに溶かしてチョコレートドリンクにして頂くという一風変わったチョコでした。
早速レンジでチンしたミルクに溶かして飲んでみたけど……うーん、ココアとどう違うのかわからん。(^^;

でもこれ、3本しか入っていないのに結構高いらしいので、ホワイトデーのお返しはちゃんと考えておかないといけないみたいです(笑)。

2011年2月12日土曜日

2カ月

今日で娘が満2カ月を迎えました。

生まれた時は本当に小さくて、手足も細く今にも折れそうだったのですが、今では赤ん坊らしく肉がつき、顔もしもぶくれの二重あごになりました(笑)。
普通の体重計でだっこして測定した結果ですが、もう4.5kgは超えていると思います。
すごい成長ぶりですね~。

最初はブラブラだった首も、今では結構しっかりしてきました。
ご機嫌なときは盛んに首を振ってあたりを見回しています。
このぶんだと、あと1か月もすれば首がすわるかも。
女の子だからなのか、ちびっこで生まれた割には成長が早いみたいです。

うんちもだいぶ変わりました。
生まれてすぐの頃は、ミルクを飲んだ先から漏らす勢いでしたが、便を腸に溜めておくことができるようになってきたようで、最近は平均して1日に1回くらいしかうんちをしません。
子供が生まれる前は、おむつ替えといえばうんちの始末というイメージでしたが、おしっこだけならさっと替えるだけなので意外と楽です。

そして一番変わったのは刺激への反応です。
生まれたばかりの頃はミルクを飲むだけの人形のようでしたが、最近では周囲の状況に反応するようになりました。
中でも、ご機嫌なときに話しかけてあげると、笑って「あ~」とか「う~」とか声を出すようになったのが楽しいですね。
これが言葉になるのはまだまだだいぶ先のようですが。。。

今後は、少しずつ子供連れでの外出にチャレンジしていきたいと思います。
ベビーカーは首がすわってからにする予定なので、しばらくは抱っこひも(エルゴベビー)を使う予定です。
先日ちょっとだけ試してみたのですが、作りが結構しっかりしていて楽に抱けました。
あと不安なのは外出先でのミルクやおむつの対応だなぁ~。
まぁこればっかりは慣れるしかないので、まずはチャレンジですね。

2011年2月11日金曜日

牡蠣食べ放題に挑戦

聖に付き合ってもらい、ガンボ&オイスターバーの牡蠣食べ放題に行ってきました。
4,680円(Webから申し込むと500円オフ)で、生牡蠣、カキフライ、焼き牡蠣が食べ放題というこのキャンペーン。
90分制(60分ラストオーダー)と少々せわしない感じですが、はたして元は取れるでしょうか?

席に着くと自動的に生牡蠣6個、カキフライ2個、焼き牡蠣2個が運ばれてきて、後は好きなように追加オーダーをする仕組み。
生牡蠣のプレートは比較的すぐ出てくるので、あまりストレスは感じなかったです。
一方、(食べ放題の注意点にも書かれていますが)カキフライと焼き牡蠣はオーダーしてから出てくるまで10分くらいかかるので、先を読んで計画的にオーダーしておく必要がありますね。

こちらが生牡蠣のプレート。
広島産の牡蠣が2種類、長崎産の牡蠣が1種類でした。

oyster.jpg

3種類の牡蠣は、すべて西日本産のせいか産地による個性はそんなに感じなかったです。
むしろ、同じ産地でも牡蠣ごとに結構味の違いがあったのが意外でした。
生牡蠣のソースは3種類用意されていましたが、結構味が強くて牡蠣の味がかき消されてしまうので、僕はレモンを軽く絞るだけが一番良かったです。

続いてカキフライと焼き牡蠣。

oyster2.jpg

焼き牡蠣は、生臭さが消えて味が凝縮されるのでやっぱり美味しいですね。
牡蠣が苦手な人にも一番お勧めできる食べ方だと思います。
素焼きだけではなく、ガーリックバターを載せて焼いたものも食べられると良かったな。
カキフライは「火を通しすぎ」というほどではないですが、僕の好みからするとちょっと固めでした。
せっかくいい牡蠣を使っているんだから、もう少し生っぽいとろっとした加減でもいいのではないかと思います。
3種類、それぞれ別々の食感が楽しめたほうがいいしね。

結局、二人で生牡蠣を36個、カキフライと焼き牡蠣を4個ずつの、合計44個をいただきました。
牡蠣の値段は様々なのでなんとも言えませんが、単価200円なら元はとれる計算なのでまぁいいかなというところでしょうか。
ただ、ラストオーダー60分というのはやはりせわしないので、「とにかく食べる!」と割り切って臨む必要はありますね。
コストパフォーマンスとしては、食べ放題3,500円で、飲み物も含めて5000円くらいなら良かったかなという感じ。
あと、食べ放題コースなのに、お通し300円を別途取られるのはどうかと思う。
居酒屋でコースと別にお通しを請求されるようなもんだよね?
なんか納得いかない感じが……。

そんなわけで、腹いっぱい食べておいてなんですが、総合的な満足度は75点くらいでした。
やっぱりオイスターバーってどうしても割高感があるんだよなぁ。

2011年2月6日日曜日

はじめてのおるすばん

相方が久々の美容院に行きたいというので、初めて僕と子供の二人きりで留守番をすることになりました。
多少不安ではありますが、ミルクとおむつが対応できればなんとかなるでしょう……。(^^;

そんなわけで子供と二人きりになったわけですが、ありがたいことにミルクとおむつで1回ずつぐずった以外はおとなしく寝ていてくれました。
いろんな人から言われるけど、うちの子はかなり手がかからない部類なんだろうなぁ。
親孝行でありがたいと思わないと。

来週には生後2カ月になります。
ついこの間まではミルクを飲んで排泄するだけで精いっぱいだったのに、最近では首や手を振ってかなり動くようになったし、話しかけるとにっこり笑ったり声を出したりするようになりました。
いやー、赤ちゃんの成長ってほんと早いですね~。
同じスピードで自分が歳をとっていると思うと、何やら恐ろしくもなりますが(笑)。

2011年2月5日土曜日

Core i7-2600Kオーバークロック

Intel 6シリーズチップセットの問題がアナウンスされましたが、SATA 3.0ポートを使えば回避可能で即座に困るわけではないので、僕は出荷停止前に入手できてむしろ幸運だったかもしれません。
(いずれ問題のマザーボードは交換してもらえるだろうし)

そんなわけで、週末になってようやく時間が取れたのでCore i7-2600Kのオーバークロックに挑戦してみました。

このCPUの定格は3.4GHz(ターボブースト時3.8GHz)ですが、さすがオーバークロック耐性が話題になっているだけあって、ASUSのツールで自動設定しても4.2GHzくらいまで簡単に上がってしまいました。
「これはいい!」と思って早速Prime95を試してみたのですが、

CPU温度があっという間に90度を超えました。

もちろんリテールクーラーもフルパワーで回っている(かなりうるさい)のですが、冷却が全く追いつかないようです。
そのまま様子を見ていると95度くらいでそれ以上は温度が上がらなくなりましたが、実はTurbo Boost TechnologyによってTDPに余裕がないと判断され、自動的に動作周波数が引き下げられていたためでした。
Sandy Bridgeの能力をフルに生かすには、かなりパワフルな冷却系が必要なようです。

とはいえ、CPUクーラーを交換してどれだけ効果があるか分からないし、バックプレートを取り付けるタイプの製品はマザーを一旦外さなければならず面倒なので、安価でバックプレートが必要ない、サイズのKABUTOを購入してみました。
ヒートシンクのデカさに少々苦労しつつ、なんとか取り付けた写真がこちら。
リテールクーラーと比べると、その大きさがよくわかります。(^^;

cooler.jpg

再びPrime95でテストをしてみると、クーラーのデカさは伊達ではないようでかなり温度が下がりました。
そこで、次は手動でパラメータをいじりながらセッティングを探ることに。
ネットの情報の通りクロックの伸びしろはかなり高いようで、Vcoreを上げてやると短時間なら5GHz以上でも動作しましたが、換装したCPUクーラーでも冷却不足で1分後くらいにはブルースクリーンになってしまいます。
あまりピーキーなセッティングにしても仕方ないので、Prime95で安定して90度以下になるようにできるだけVcoreを下げる方向で調整し、とりあえず以下の設定に落ち着きました。

  • Vcore: 1.28V(TB時約1.35V)
  • BCLK: 103MHz
  • CPU動作倍率: 45倍
  • TB時クロック: 4635MHz

cpuz.jpg

と、ここまで来て、ようやく落ち着いたのでケースのサイドパネルを閉めようとしたところで問題に気付きました。

CPUクーラーが大きすぎるため、サイドパネルとFANとの間のクリアランスが狭すぎて(2cmくらい)エアフローが十分にとれないのです。
最近のケースならサイドパネルがメッシュ加工されていることが多いので問題ないのでしょうが、僕は15年前のスチール製のケースをいまだに使っているのでサイドパネルは単なる鉄板です。
モニターしてみると、予想通りケースを閉めた途端にCPUの温度が上昇して90度を超えてしまうことがわかりました。
うーむ、とりあえずは蓋を開けたまま使うしかないか……。

今回のテストの感触だと冷却さえ強化すれば5GHz常用も夢ではなさそうなので、リコールでマザーを交換する際にサイドフロー型でもっと冷却性能の高いクーラーに交換しようかなぁ。
もしくは、いっそケースも新しくしてしまうか(笑)。
PC業界の思惑に踊らされているわけですが、Sandy Bridgeがかなり楽しいオモチャなだけに遊んでみたくなっちゃいますね~。(^^;
今のところリコール対応は4月~5月くらいになりそうなので、そのときまた考えようと思います。


2011/6/11 追記

6月に入ってから、空冷5GHzを目指して更なるオーバークロックに挑みました。
こちらの記事をどうぞ。

2011年2月2日水曜日

はじめてのBlu-ray

ついに我が家のPCもBlu-rayに対応したので、早速GEOからBlu-ray Discをレンタルしてきました。
タイトルはもちろんこれです(笑)!

a-team.jpg

いやー、さすがはDVDとは比べ物にならない高画質!
地デジからアナログに戻れないように、Blu-rayを知ったらDVDに戻れないですね。

2011年2月1日火曜日

2011年2月のコミックス

  • 7日 - 哭きの竜 外伝(9)
  • 7日 - コミカプ(2)
  • 10日 - 7SEEDS(19)
  • 14日 - アオバ自転車店(15)
  • 17日 - Pumpkin Scissors(14)
    • OIK. 様
  • 18日 - 対可憐チルドレン(25)
    • OIK. 様
  • 23日 - BLOOD ALONE(7)
  • 26日 - 深夜食堂(7)
    • 聖様
  • 26日 - おやすみプンプン(8)

2011年1月31日月曜日

オノロジーで乾杯

そんなわけで、横浜に戻ってきてようやく落ち着いたので、簡単な夕食を作り昨年のクリスマスプレゼントのビアグラスで乾杯しました。

beer.jpg

いいグラスで飲むと、ビールの味もまた格別ですね。
……といいつつ、用意しておいた一番搾りは写真を撮る前に飲んでしまったので、上記の写真は会社から納会の余りを貰ってきた第三のビールを注ぎなおして撮影したものですが。(^^;
泡がいまいち美味しそうじゃないのは、そのへんの事情によるものなのでご容赦を。


インテリア(家具とか)にお金をかけるのは大変なので、新居での生活では手軽なところでお気に入りの食器を集めたいなぁと思っています。
クリスタル類はいくつか集まったから、次は陶器を集めるのもいいかも。
内祝いのカタログを見つつ、リチャードジノリのベッキオホワイトや、ウェッジウッドのセレスティアルあたりが欲しいな~と思う今日この頃です(笑)。
引っ越すときに割れちゃったら悲しいので、新居に移ってから記念に買おうかな。

はじめてのお出かけ

今日は有休をとって、初めて相方と子供と3人だけの一日を過ごしました。
実家にいるとどうしてもお互いの両親に気を使ってしまうので、こうして横浜のアパートに戻ってきて4か月ぶりにやっと素の自分たちに戻れた感じです。

1カ月ぶりに見た子供は、動きが活発になり、表情も出てきて可愛いです。
これは里帰り中に相方が撮ったもの。
無意識なのかわかりませんが、笑顔らしきものを浮かべるようになりました。

今日は、エルゴベビーで子供を抱っこして、近所の商店街まで出かけました。
子供にとっては生まれて初めてのお出かけです。
途中ちょっとだけぐずりかけましたが、トントンしてゆすってあげたらすぐ寝てくれました。
これからは子供と一緒に行動するのが普通になるわけだから、少しずつ慣れていかないとね。

これは今日の夕食後に撮ったもの。
カメラを向けると、珍しいのかいろいろ反応が見れて面白いです。(^^

2011年1月30日日曜日

お迎え その2

子供と一緒に実家に泊まり、朝食を食べ終わると早速横浜に向けて出発しました。
チャイルドシートに固定されて子供が泣きわめかないか心配だったのですが、車の振動やノイズが眠りを誘うのか、おなかが減ったとき以外は埼玉に入るまでずーっと眠っていてくれて助かりました。

omukae2.jpg

往路は夜中だったのでほかの車も少なく気付かなかったのですが、お国柄で高速道路の走り方もだいぶ変わるのがおもしろかったです。

  • 岩手県内は、未明からの雪で高速道路上もかなり積雪があったのですが(50km/hの速度制限中)、みんな80km/h以上で走っていました。北国の人間は雪道の危険感覚が身に付いているから大丈夫だけど、雪の少ない地方から来た人が真似をして走ると危ないよな~、これ。
  • 福島あたりではやたら流れがよい場所があり、走行車線で120km/h、追越車線では140km/hが普通という状態でした。オービスが怖いので僕は先頭には立ちませんでしたが、ペースの良い車に引っ張ってもらってだいぶ距離が稼げました。
  • 埼玉に入ると交通量が増え、途端にマナーが悪くなりました(笑)。車間距離が無さすぎだし、狭い所に割り込みをしてくるし。これじゃ高速道路上でよく多重衝突事故が起きるのも不思議じゃないですね。
  • 初めて首都高上の渋滞に遭遇しました。箱崎JCTあたりは合流と分岐がたくさんあって複雑なので、確かに渋滞が発生してもおかしくない感じですね。今回はノロノロ運転だったので良かったですが、80km/hくらいであそこを走るのは慣れないとかなり大変そう。

ちなみにレンタカーが寒冷地仕様でなかったせいか、暖房能力が不足して窓が曇って見えなくなったり、ウオッシャー液が凍ってしまい窓の汚れが落とせずに前が見えなくなったりと、ヒヤリとさせられる場面もありました。
高速料金の値下げのおかげで車も悪くない帰省の手段にはなりましたが、体力と安全性を考えるとやっぱり新幹線が楽で良いですね。

そんなわけで、子供がほとんど寝ていてくれたおかげで順調に横浜に到着しました。
アパートに荷物を運び込み、レンタカーを返却して電車で帰宅。
こちらでの子育ては、慣れないことも多いし、手伝ってくれる両親もいないしで大変ですが、やはり子供と一緒にいられるのはうれしいですね。(^^
明日からの生活が楽しみです。

2011年1月29日土曜日

お迎え その1

いよいよ、里帰りしてた相方と子供を迎えに行く日が来ました。

本当は新幹線のほうが楽だし安全で良いのですが、荷物が多いこともあり今回はレンタカーを使うことに。
長距離ドライブなのでハイブリッド車を借りてガソリンを節約しようと思っていたら、いつも使っている店舗ではスタッドレスタイヤの対応がないということで、結局ミニバン(日産セレナ)を借りることになりました。
こんなの。

omukae.jpg

ミニバンは運転に慣れていないのでちょっと不安でした。
もちろんコンパクトカーに比べれば長距離走行は楽なんだけど、高速だと横風の影響を受けやすいので最初はおっかなびっくりです。


金曜の9時半に車を借りて自宅に戻り、風呂に入ってから荷物を積んで出発。
途中、聖の家に寄ってマンガを返してから首都高に乗ったので都内の1号線を少し走ったのですが、夜の都内の道路は工事だらけで走りにくいったらありゃしない。(^^;
首都高を走るのも3回目でだいぶ慣れたので、工事だらけの一般道に比べたら格段に走りやすくて快適でした。

東北自動車道に入ってしばらく走るとおなかが減ってきたので、これからの長丁場に備えSAに寄ってラーメンとミニカレーのセットで腹ごしらえをしました。
が、これが大失敗。(^^;
食欲が満たされたせいで、今度は眠気が押し寄せてきてしまいました。
ちょこちょこPAに寄って休憩をとりながら走っていたのですが、午前3時を過ぎるとあまりの眠気に物が二重に見えてきたのでおとなしく仮眠をとることに。
車が大きいおかげで、シートをかなりフラットにすることができて楽でした。
45分ほどうとうとしただけでしたが、だいぶ頭がすっきりしてきたので再出発。

岩手県に入るころには空が白んできました。
道路わきの雪の量も増えてきましたが、幸い道路はドライコンディションで運転に問題なし。
紫波ICから一般道に下りて実家に向かいました。
所要時間は約8時間。
この距離を一人で車を走らせるのは初めてだったので心配でしたが、実際に運転していると意外とさっくり着いてしまうものですね。
でも、今日は一人だったから自分のペースで走れて楽だったけど、明日は子供が一緒なのでどうなることか。。。

2011年1月28日金曜日

迎えに行ってきます

今晩、レンタカーを借りて相方と子供を迎えに帰省します。

相方が里帰りしてから4カ月弱久々の独身気分を味わっていましたが、いよいよ親子3人暮らしが始まります。
子供と一緒の暮らしは、楽しみなような不安なような……。
まぁ、なるようになるでしょう(笑)。

事故に遭わないように、気をつけて行ってきます。

2011年1月25日火曜日

はじめてのハイスペックマシン

そんなわけで(下記の日記参照)、新しいPCを組むことにしました。
これまでミドルスペック(トータル5万円くらい)のお買い得PCしか組んだことがなかったのですが、年末調整で扶養控除ぶんの所得税が戻ってくることもあり(と自分をごまかして)、初めて(一部)ハイスペックマシンを組んでみることに。

pc.jpg

ラインナップはこんな感じです。

  • CPU: Intel Core i7-2600K
  • マザー: ASUS P8P67
  • メモリ: SILICON POWER DDR3-1333 8G
  • HDD: Western Digial 2.0TB (WD20EARS)
  • GPU: SAPPHIRE Radeon HD 5770
  • ドライブ: Pioneer BDR-206/WS
  • OS: Microsoft Windows 7 Home Premium 64bit

ホントはCPUはこんな性能はいらいないのですが、OCが面白そうなのでついついi7のK型番を購入してしまいました。
人気で品薄らしく、kakaku.comでもあまり評判が良くないショップに注文せざるを得なかったので大丈夫か心配したのですが、土曜日に注文して今朝届きました。
納期確認の電話を入れておいたおかげかな。

メモリは64bit化ということで、お約束の8Gバイト。
Photoshopでレイヤーを大量に作らない限り、4G以上使うことはないと思いますが。。。
HDDも本当はこんなにいらないのですが、安さに負けて2.0TBモデルを選びました。

GPUは、CPU内蔵のIntel HD Graphics 3000で十分かなと思ったのですが、2600Kの性能を生かすためにはP67チップセットが必要にも関わらず、P67搭載のマザーボードにはモニタ端子がないという罠。
結局、ソコソコの性能を持ちつつ低消費電力なHD 5770を選びました。
マザーだけだとデュアルディスプレイができないし、将来性を考えるとDisplay Portが欲しかったのでまぁいいか。(^^;

ドライブは今使っているDVDスーパーマルチを流用しても良かったのですが、「せっかくWUXGAのモニタを使っているんだから、Blu-rayソフトを見たい!」ということで奮発しました。
Blu-rayは読み出しだけでも良かったのですが、Pioneer製ドライブは書き込みもできるモデルしかなかったので。


そんなわけで、今日は早めに帰ってきたので早速組みます!

2011年1月22日土曜日

雪濃湯 紅醍醐

これまで、実家では母親が会社で不要になったものを貰ってきたWindows 95のPCが現役でしたが、急に「子供の写真や動画を見たいから新しいPCが欲しい」と言い出しました。
「ろくにWindowsも使えず、ネット環境もないくせに無駄だ」と最初は冷たくあしらったのですが、調べてみると第二世代のCoreシリーズが今かなりアツいことがわかり、急に物欲がもこもこと……(笑)。

新しいPCを組んで今使っているものを実家にあげようかと思っていたところ、会社の後輩がPCケースを電源とセットでくれるというので、これ幸いと早速受け取りに向ケ丘遊園まで出かけてきました。

駅前で無事荷物を受け取ったあと、一緒に昼食を食べることに。
後輩が以前から勧めてくれていた雪濃湯というラーメン屋さんに行ってみました。

今回は、後輩が勧めてくれた「紅醍醐」というネギラーメン風のメニューを注文。

akadaigo.jpg

こってりしているけど油っぽくなく、やさしい味で僕の好みにジャストミート!
ネギの下に隠れている豆板醤のようなものを溶かしながら食べると、味の変化も楽しめて一石二鳥でした。
惜しむらくはご飯がいまいち美味しくなかったこと。
最後にご飯をスープにぶっ込んで食べるのがこの店の流儀らしいので半ライスを注文したのですが、ごはんがやわらかくてちょっと不満でした。
でもスープにご飯を入れて食べてみると、まるで卵かけご飯を食べているようでナイスです。

今度は後輩の自宅に遊びに行く約束をしたので、そのときまた食べに行きたいです。(^^

2011年1月16日日曜日

新年会×2

前から予定していたものと、急遽お誘いをいただいたもの、合わせて10時間におよぶ耐久新年会に参加してきました(笑)。

まずは12時から聖宅で、helion提供のDuvelマグナムボトル(1.5リットル)を飲む会。

duvel.jpg

昼からビールを飲むって最高ですね~。
お土産にはラゾーナのモンシュシュで堂島ロールを買って行ったのですが、土曜日の午前中はガラガラで並ばずに買えました。
あちこちで手に入るようになったこともあり、以前に比べて落ち着いてきたのかもしれないですね。
(横浜高島屋にも1月26日にオープンするとのこと)
人気なだけはあって、生クリームがとっても美味しかったです。


3時半に聖宅を出て綱島へ。
以前一緒に仕事をした業務委託先の人が埼玉から綱島に引っ越してきたのですが、自転車繋がりで親しくさせていただいていたこともあり、新年会に招いてくれたのです。

偶然にも、もう一人招待された人がはらロールをお土産に買ってきてくれたので、ロールケーキを食べ比べする形になりました。
はらドーナッツと同様に、素朴で優しい味でこれまたうまい!
堂島ロールと甲乙つけがたいですが、個人的にははらロールが好きかな。
(歳のせいか素朴な味に魅かれる今日この頃なのです……)

4時半くらいから飲み始め、翌日は仕事なのに10時過ぎまでお邪魔してしまいました。
新築マンションなのできれいなうえ、インテリアも凝っていてお洒落な部屋だったなぁ~。
うちも引っ越したらカッコいい部屋にしたいと思うけど、いかんせんセンスが。。。

2011年1月12日水曜日

1ヵ月健診

今日で子供が生まれてから満1ヵ月。
相方に子供を連れて1カ月検診に行ってもらいました。

体重を計ってもらうと3200gとのこと。
生まれたときは2630gでしたが一旦2400g台まで体重が減ってしまったので、そこから考えると1ヵ月で700g以上も体重が増えたことになります。
体重が3割近く増えるなんて、すごい成長っぷりですね~。

生まれたばかりの頃はあんなにか細かった泣き声も、今では声が大きく太くなってぎゃんぎゃん泣きまくっているそうです(笑)。
面倒をみる方としては大変なんですが、元気に育っているようで安心しました。
今月末、相方と子供を迎えに行く予定なのですが、一緒に暮らせるようになるのが待ち遠しいです。

2011年1月10日月曜日

牡蠣食べ放題

1月末まで、ガンボ&オイスターバーなどで牡蠣食べ放題(生牡蠣・焼き牡蠣・カキフライ)をやっているそうです。

90分制(60分ラストオーダー)で1名\4,680ですが、Webから予約で\500引きになるとのこと。
牡蠣は好きなので行ってみたいのですが、誰か付き合ってくれる人いませんか?
いくら「おひとりさま」が普通の世の中になったといえ、一人で食べ放題はちょっとレベルが高いので。(^^;

Yahoo! モバゲー始めました

Yahoo! ゲームの麻雀がYahoo! モバゲーに移行してしまったので仕方なくモバゲーにアカウントを作成したのですが、何気にハマっております。(^^;

とりあえずCMでおなじみの怪盗ロワイヤルをやってみたのですが、やはり人気があるだけあってなかなか良くできています。
mixiアプリと違って基本的に周囲のプレイヤーは赤の他人なわけですが、そういった相手とも気軽に交流ができる工夫がされているのでとっつきやすいです。
全く見ず知らずの人からも「仲間リクエスト」みたいなものが飛んできて、ユーザ同士の交流が非常に活発なのにも驚かされました。

今のところまったく知らない人5人と仲間になっていますが(笑)、もし知り合いでモバゲーやっている方がいたら、リア友も加えたいのでぜひ教えてください。(^^

2011年1月9日日曜日

新年会@しげ吉

石川町のしげ吉で新年会を開催しました。

1~2年前のしげ吉なら夕方はガラガラだったものですが、今では予約なしでは入れない状況でした。
今日も開店直後に7~8名で入店しようとしたお客さんが、予約でいっぱいということで断られていましたね~。(開店待ちしていたのにお気の毒様です)
新年会はヨシワラの帰宅の時刻も考えて早めにスタートすることを考えていたのですが、油断せずに予約しておいて良かったです。

shinenkai.jpg

コストパフォーマンスの良さは相変わらずで、ビールだけで14杯も飲んだうえお肉やサイドメニューなどお腹いっぱい食べましたが、年賀状の1割引券を使って一人4400円でした。
A5ランクの上質なお肉を食べてこの値段はすごいですね。(^^


子供が生まれて生活に色々な変化はあると思いますが、これからも家族ぐるみで付き合いを続けていきたいと思うので、よろしくお願いします。> all

2011年1月8日土曜日

今日からウィキペディアン

初めてWikipediaに新しい記事を書きました。
これまではIPユーザとしてちょっとした修正などに携わっていましたが、今回はせっかくなのでアカウントを作成して記事を執筆。
大した記事ではないのでリンクは貼りませんが、一応ウィキペディアンの仲間入りができたかな、と。(^^

いつもWikipediaを便利にお使いのみなさん、こちらのページから寄付ができるので気が向いたらどうぞ。
クレジットカードで簡単に決済ができます。

僕はケチなので年に1回1000円くらいしか寄付していませんが、インターネットの貴重な文化遺産を支える一人になった気がして、ちょっとだけいい気分になれますよ。

2011年1月4日火曜日

2011年1月のコミックス

って、あら?
今月はネタがない。。。(^^;

このシリーズの記事、2004年の11月からずっと書いているけどこんなこと初めてだなぁ~。
ま、最近買うマンガを減らしているからそういうこともあるか。

でも意外なタイトルを見逃していることがあるから、今月もたまには本屋に寄っておかないと。

2011年1月3日月曜日

子育て1年生

5日間の帰省で、ちょっとだけ子育てを味わってきました。

  • おむつ
    相方が子供の頃使った布おむつセットが一式残っているということで一時期やってみようかと話したこともありましたが、結局紙おむつオンリーになりました。主婦業に専念するならアリかもしれませんが、共働きに戻ると大変だろうからそれでよいかと。
    生まれてすぐの胎便は真っ黒でベトベトしていて臭いはありませんでしたが、おっぱいを飲み始めた後のうんちは明るい黄土色で水っぽく、一丁前に臭いです(笑)。でも大人の大便とは違う独特の臭いですね。
    おむつ交換は慣れれば簡単ですが、お尻を拭いたときに肛門が刺激されるせいか、交換している最中にブリブリされるのが困りものです。(^^;
  • おっぱい&ミルク
    相方が出産した病院は母乳育児を推進しているところだったので最初は完全母乳で頑張っていたようですが、授乳が頻繁すぎて(夜中とかも)大変だということで混合に切り替えました。
    完全母乳だと男性は蚊帳の外なので寂しいですが、ミルクは僕も与えられるので嬉しいです。現代はWHOや厚生労働省も母乳育児を推奨していますが、男性の育児参加を考えるならばあまり気張らずに混合で良いのではないかと思います。
  • お風呂
    男性の育児参加といえばこれですね。
    首が据わっていない乳児を入浴させるのは最初おっかなびっくりだったのですが、慣れれば意外と簡単でした。子供とスキンシップができるので結構楽しいですよ。ただ、仕事から帰る時刻を考えると、休日以外は相方に頼まなきゃいけなそうなので残念。

完全母乳でない限り相方がいなくても子供の面倒を見れるので、里帰り終了後はお互いに協力して(相方が楽器の練習に出かけたりできるように)やっていきたいです。
子供がいるからといって、二人で家に引きこもっているのもどうかと思うので。


ところで、帰りの新幹線の中で僕の小規模な生活(4)を読んでいたのですが、「旦那のお母さんが子供を見に頻繁にやってくるのに妻が耐えられなくなった」というくだりが非常に共感できました。
帰省中、基本ずっと相方の実家にお世話になっていたのですが、気を使うのに疲れて夜眠れず僕も体調がおかしくなってしまったので。(^^;
そんなわけで、元日の夜時間をもらって実家に戻ってくつろいだらだいぶ楽になりました。
色々あって両親とはあまり仲が良いわけではないのですが、やっぱり実家はありがたいですね。
この年末年始は生後まもないこともあり実家に子供を連れて行けなかったので、GWなりお盆なりには連れて行ってあげないとなぁ。。。

2011年1月2日日曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今年は子供とゆっくり過ごそうと、12月30日~1月3日まで5日間帰省中です。

しばらくネット環境から隔絶されていましたが、お義父さんをそそのかして相方の実家に無線LAN環境を導入することに成功し、ネット復帰しました(笑)。
無線化するにあたり、ノートPCとプリンタの接続をどうするかが課題だったのですが、調べてみると最近ではLAN経由でUSBデバイスを共有することができる機能をもった無線LANルータがあるんですね~。
そんなわけでAmazonで\5,000を切っていたLogitechのLAN-W300N/DRを大晦日に発注したのですが、1月2日の午前中にさっくり届きました。
Amazonの物流システム、恐るべし。

早速設定を開始したところ、相方の実家にはADSLとIP電話が導入済みでLAN側は192.168.1.0/24のアドレスがDHCPで配られていたので、「ルータを手動で構成してやらないとダメかな」と思ったのですが、いやー最近の無線LANルータはよく出来てる。
こういった環境は想定の範囲内らしく、LAN側は最初から192.168.2.0/24で構成されており、WAN側のIPやDNSなどはADSLモデムからDHCPで払いだされるものを取得して自動構成してくれるようになっているのでした。
結局、説明書に書いてある通りLANケーブルでADSLモデムと接続するだけでルータの設定は完了。
あとはクライアント側で、封入されているシールに書かれたPSKを入力してさっくり無線がつながりました。

相方からは「LANケーブルを延ばさないとPCが使えなくて不便」、お義父さんからは「PCのLANコネクタの接触が悪くて困る」と言われていたのをいっぺんに解決したので、少しは株が上がったでしょうか(笑)。