helionからリベリオンのDVDを貸してもらったので、早速観てみました。
この映画のウリは、銃と武術が融合したオリジナルの格闘術 「GUN=KATA」(ガンカタ)。
なんでも、ガンカタをマスターすると戦闘力が120%アップするという物凄いものなのです。
ん?
ってことは、相手が3人なら負けちゃうってことですか!?
普通の格闘技だって、マスターした人なら一般人2人よりは強いんじゃないかなぁ……。(^^;
あと、銃器を持っている人間が敵を360度取り囲むって自殺行為だよね?
せいぜい装弾数15発程度のハンドガンをフルオートで100発くらいぶっぱなしているように見えるけど、あれはほとんど敵の同士討ちなのでは。(^^;
と、まぁその他にもツッコミ所満載のB級映画だったけど、伏線やどんでん返しなど基本を押さえた作りで結構楽しめました。
主演のクリスチャン・ベールやその子役の演技も良かったですね。これならもうちょっとディープなストーリーと絡めても面白かったかも。(欲張らずにうまく割り切ったからこそ、いい形にまとまったのかもしれないけど)
逆にいまいちだったのは、体制側の表現にナチや全体主義のパロディー色が強すぎたところ。本来恐怖や嫌悪の対象にならなければならないはずなのに、思わず苦笑が漏れてしまいました。(^^;
helion曰く 「ガンカタはすごい。それ以外はどうでもいい」 って評価だったけど、僕としては 「そこそこ面白いB級」 かなぁというところです。
TVのロードショーでやっていたら、晩酌でもしながらまったり観るのがいいんじゃないかな~。