2010年6月12日土曜日

かながわ ぶらり旅(2日目)

ぐっすり眠った翌朝。
ホテルのビュッフェで軽く(相方はがつがつ食べてたけど。。。これからメインの昼食を食べに行くというのにいいのか?)朝食を食べてチェックアウト。
昨日のテーマが山なら、今日は海!
今日は箱根を後にしてひたすら東を目指します。

湘南沿いの1号線を走っていると、否が応でも目につくのがチャリダーの多さ。
確かに天気に恵まれた週末ではありますが、それにしても多すぎってくらい。
湘南沿いは何回か走ったことがあるけれど、これほど多くの自転車乗りを見たのは初めてです。
自転車がブームだとは聞きますが、いやはやこれほどとは。
(おれもチャリ乗らないと。。。)

箱根湯本から走ること2時間余り。
到着したのは今日のメイン(というか元々は今回の旅行のメイン)、レストランマーロウです。

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ビーカー入りプリンで有名なマーロウですが、本店は相模湾に面したレストラン。
確かまだ結婚する前だったと思いますが、相方がどこからか聞きつけてきて、ずっと「行ってみたい」と騒いでいたのでこの機会に来てみました。
到着したのは12時半前くらいでしたが、僕らの車で第二駐車場がちょうど一杯に。
店の外まで行列しているわけではないですが、混んでいる時に来ると車を停めるのが大変かも。

こちらが、相方ねんがんの「渡りガニのトマトクリームスパゲティ」。

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渡りガニを2杯も使っているというだけあって、カニのうまみとトマトクリームソースがダブルこってりで美味し~い!
でも結構ボリュームがあるので、これだけ食べ続けると終盤はちょっと飽きるかも。
二人で行ったら、もう一人はあっさり系のパスタを頼んでシェアするとちょうどいいかもしれません。

ちなみに僕は「佐島産、本日の天然地魚のクリームスープスパゲティ」を頂きました。

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ムール貝がジューシーでこちらも美味しかったです。

デザートはもちろんおなじみのプリン。
さすがにビーカーには入っていませんが、普通のプリンの1.5倍はあろうかといううれしいたっぷりサイズです。

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おなかが一杯になったところで、時刻はまだ午後2時。
レンタカーを返すにはまだ早いので、三浦半島を横切って観音崎までドライブに行くことにしました。

観音崎灯台は崖の上にあり、ふもとの駐車場から山道を登っていかなければなりません。
ぶーぶー文句を言う相方を引きずって登っていくと。。。

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きれいに晴れ渡った空と海!
浦賀水道の向こう側には千葉県がはっきりと見えます。
久々に来たけど、うーんやっぱりいい景色だね。
来て良かった~。

観音崎から横浜までは、16号 → 15号線でのんびり帰りました。
2日で250kmくらい走ったのでガソリン30リッターは入るかなと思ったけど、意外にも20リッターちょっとで済みました。
さすが最近の車は燃費がいいね。


特に計画したわけでもない旅行でしたが、久々の車移動は時間に縛られなくてぶらり旅にちょうど良かったです。
次はもうちょっと足を伸ばして、ベタに熱海とか伊豆に行くのもいいなぁ~。

2010年6月11日金曜日

かながわ ぶらり旅(1日目)

移転プロジェクトの代休をもらえることになったので、相方と休みを合わせて1泊2日の小旅行に行ってきました。

目的地は、箱根から湘南・三浦半島と神奈川県をぐるりと一周。
電車での移動も可能ですが、利便性を考えて今回はレンタカーを借りることにしました。
もてぎのレースのときに商用車を借りたらナビもETCもなくてひどい目に逢いましたが、今回はもちろんナビ・ETC付きです(笑)。
相方が車関係の仕事をしているので、付き合いのあるレンタカー会社から安く借りられるのは良いのですが、久しぶりの運転で不安だったのでオプションの保険を付けまくり、結局普通に借りるのと同じような金額になってしまいました。(^^;


まずは横浜から国道1号線を一路箱根へ。
片道1車線の国道1号線は平日にもかかわらず結構渋滞しているな~と思いつつ走っていたのですが、翌日の下り方面はとんでもない渋滞だったのでまだまだマシな方でした。
以前、自転車で小田原に行ったとき「渋滞している車よりチャリの方が速いぜ~」といい気になっていましたが、ホントその通り。
このぶんでいくと、ハイシーズンの夏になったらロードどころかママチャリの方が速かったりしそうです。。。

10時半に横浜を出発して、箱根まで約2時間。
相方が「腹が減った」というので、まずは昼食を食べることにしました。
向かったのは、ガイドブックで見つけた田むら銀かつ亭

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ちょうどランチの時間帯に到着しましたが、平日だったおかげで15分くらい待ってすぐ入ることができました。
僕らはなんとかお店の駐車場に車を停めることができましたが、停められる台数が少ないので週末に車での来店はかなり厳しそう。
お店が強羅駅前にあり、彫刻の森美術館が近いので、来館の予定があればこちらに車を停めて歩いて or 箱根登山鉄道を利用してお邪魔するのが良いかもしれません。

相方は名物の豆腐かつ煮定食(1200円)を、僕は銀かつ重(1200円)を注文しました。
こちらが豆腐かつ煮定食。

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水分の少ない固めの豆腐をフライにし、煮込んで卵とじにしたもの。
まだぐつぐつ煮えているアツアツを運んできてくれます。
他のお客さんもこれが目当てのようで、周囲を見回してもほとんどの人が同じものを食べていました。

食べてみると、「豆腐かつ」というだけあって豆腐はなかなかの存在感。
豆腐の中までは味がしみ込んでいないので、そのぶんたれを少し濃いめにして味のバランスをとっていますが、基本的にかなりあっさりした味です。
豆腐そのものの味を生かした繊細な料理、という性格のものではないので、「カツ丼は重すぎて食べられない」という人には良いですが、普通の人はちょっと物足りなく感じるかも。

一方の銀かつ重は、海老フライミックスカツ丼。
海老がおまけなのかと思っていたら、とんかつより海老の方が大きくて意表を突かれましたが、30を過ぎて僕もそろそろカツ丼が重く感じられる年頃なので(笑)、意外とちょうどいいバランスだったかも。
海老も豚肉もけっこう美味しかったです。


お腹が膨れたあとは、ベタに大涌谷へ。
昼食を食べたばかりですが、「1個食べれば7年寿命が延びる」という箱根名物の黒玉子を一度食べておこうということで。

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そんなわけで、駐車場に車を停めて遊歩道を登っていったわけですが。。。


「酷い臭いだ!」

今まで体験したことのないほど猛烈な硫黄臭さ。
観光客はともかく、頂上の小屋で玉子を売っている人は大丈夫なの?
などと思いつつ、相方が「臭いから早く降りたい!」と怒るので、さっさと黒玉子を買ってみました。

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ま、普通のゆで卵ですね(笑)。
それでも黒玉子を買い求める観光客は途切れることなく、ふもとと頂上を結ぶ頭上の「玉子専用リフト」はせっせと荷物を運びつづけています。
ああ、「どんだけぼろ儲けしてんの!」と誰かに突っ込みを入れたい。。。


続いてもベタな目的地、美術館へ。
雨こそ降らないもののガスって天気が悪かったので、屋内の施設ということでポーラ美術館に行ってみました。

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美術にはとんと疎いので展示物の良し悪しはわからないけど、何よりも「空いていてゆっくり作品を眺められる」のがイイ!
都内の美術館も行ってみたいけど、すごく混雑してそうなのでいまいち踏ん切りがつかないんですよね。
そんなわけで、ついついのんびりして3分の2くらい見終わったところで閉館間際になり、最後は駆け足になってしまいました。(^^;


ポーラ美術館を後にすると時刻はもう夕方。
早めにチェックインしてのんびりしようと、ホテルに向かうことにしました。

今夜の宿は「富士屋ホテル」。
celtさん夫婦も新婚旅行で泊まったあそこです!
やっぱりベタな箱根を楽しむ旅にここは欠かせないですよね~。

と、そんなわけでいそいそと車でホテルに向かうと、正面玄関前でスタッフが出迎えて車を預かってくれ、すかさず別なスタッフが荷物を持ってフロントに案内してくれました。
レトロな雰囲気が溢れる室内を歩きながら「いやー、こんなもてなしは初めてだな~」と感激しつつ、期待に胸を膨らませてチェックインの手続きをしたのですが。。。

...。
......。
.........。

しばらく待っても予約の確認に手間取っている様子。
「おかしいなぁ~、ちゃんと予約したんだけど」と思いつつ、携帯で予約内容を確認しようとしているところにフロントの人がやってきました。

「確認しましたところ、系列の湯本富士屋ホテルの方にお客様のご予約が入っているようです」

な、なんですと!?
楽天トラベルで宿を探していて、「『富士屋ホテル』か~、ここでいいや」と思って予約したらそのオチですか!

さっきワクワクしながら登ってきた階段を、今度は恥ずかしさに脂汗をかきながらそそくさと降りることに。
預けたばかりのレンタカーが素早く運ばれてきて、僕らは頭をペコペコしながらそれに乗りこみました。
ホテルのスタッフは最後まで丁寧に見送ってくれましたが、その笑顔が逆に痛いです。。。(^^;


と、そんなわけで改め本日の宿、湯本富士屋ホテルに到着!
今度はスタッフの出迎えなどありませんが、逆にそのくらいの方が気が楽です(笑)。
でも、チェックインの際にしっかり「さきほど宮の下の富士屋ホテルから連絡がございました」と言われてしまいました。うぅ。○| ̄|_

歴史の趣を感じさせる宮の下の富士屋ホテルとはがらりと変わり、こちらはいわゆる「温泉地のホテル」。
大きな宴会場やカラオケルーム・麻雀室まであって、無いのは卓球だけ? という感じ。
いくつかの会社の社員旅行が入っていて、大浴場に向かう途中の宴会場からは調子外れの歌があちこちから聞こえてきます。
あまりの落差にちょっと頭がクラクラしますが、ここで負けたらアカン!
なんとしても気分を切り替えて楽しまねば(笑)。
(一応ホテルの名誉のために書いておくと、部屋は予想より広くてゆったりしていたし、食事も美味しかったし、温泉も堪能できたしで、最初からその気で来ていれば湯本富士屋ホテル自体はいいところでした)

そんななか喧騒を忘れさせてくれて良かったのが、ホテル横の川の土手で開催していた「ほたる公園」。
あんまり期待せずに行ってみたのですが、意外とたくさんの蛍が舞っていて良かったです。
実家の近くで見て以来だから、生で蛍を見るのは10年ぶりくらいじゃないでしょうか。。。

せっかくなので、コンパクトデジカメで頑張って撮ってみました。

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久しぶりの運転で疲れたのか、温泉に入って部屋に戻るとすぐ眠くなってしまいました。
こういう健康的な眠気を感じられるようになってきたのはつい最近のことです。
もうすぐ睡眠薬とおさらばできるかな~と思いつつ、念のため1錠だけ薬を飲んでベッドに入りました。
おやすみなさい。。。

おかえり、はやぶさ!

小惑星イトカワへの7年にわたる長い旅を終えて、今週末いよいよ探査機はやぶさが地球に帰還します

小惑星イトカワへのタッチダウンの一挙手一投足に注目していたのが2005年。
燃料漏れトラブルで一時通信不能になったころ、リアルタイムでハラハラしていたあの頃からもう5年も経ったんですね。。。
昼休みに会社でミッションの状況を確かめ、地球帰還の予定が2010年に延期になったことを知って「2010年なんて超先じゃんか!」と嘆いたことをはっきりと覚えています。

そんな困難な状況に「地球帰還は無理なんじゃないか」と半分あきらめていたあのはやぶさが、最終の軌道修正を無事終えて地球に戻ってくる。。。
「トップをねらえ!」の最終回を思い出してうるっときちゃいますね~。

長い旅を終え満身創痍のはやぶさは、大気の摩擦で燃え尽き最期を迎えます。
彼が大切に宇宙の彼方から運んできた試料回収カプセルに、イトカワの岩石が無事回収されていますように。

2010年6月8日火曜日

初アカチャンホンポ

みなとみらいの西松屋があまりにしょぼかったので、相方と待ち合わせて会社帰りにラゾーナのアカチャンホンポに行ってみました。

いや~、この格差はなに(笑)?
ラゾーナの一角をどどーんと占めた広い店内は、明るく整然としていて貧乏くさい雰囲気はまったくなし。
でも値段はきっちり安い。
これはいいわ~。

でも、ベビーカー選びはちょっと困りました。
先日西松屋に行ったときは2万円台のお手頃なモデルしかなかったのですが、アカチャンホンポは4万円台の高級機がメインの品ぞろえ。
確かに実物を比べてみると、高い商品にはそれだけの「造りのよさ」があるんですよね~。

調べてみると、カカクコムにもベビー用品コーナーがありました。
これは、口コミも含めいろいろ調べてみないといかんなぁ。。。

2010年6月6日日曜日

2010年6月のコミックス

  • 23日 - おおきく振りかぶって(15)
  • 23日 - 新装版 ヨコハマ買い出し紀行(10)
  • 23日 - 宇宙兄弟(10)
  • 30日 - Dr.コトー診療所(25)

2010年6月5日土曜日

第14週

久々に産婦人科に健診に行ってきました。
ここのところ相方の腹にも大きな変化はないし、相変わらず飯をもりもり食べているので「ちゃんと育ってるのかいな」とちょっと不安でしたが。。。

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今回から経腹超音波検査になったので、プローブで胎内を映しているところに僕も同席できるようになりました。
いやー、すごいもんですね。
この間まで不定形の塊にしか見えなかった胎児がすでにほぼ人間の形になっていて、超音波画像を見ていると手足を動かしているのもわかります。
大きさは約8cmとのこと。


午後から、みなとみらいにある西松屋にマタニティウェアやベビーカーを見に行ってきました。
安いのはいいんだけど、店内の隅々まで漂う生活感はどうにかならんもんかいな。(^^;
ユニクロのように安いんだけど貧乏臭くない店舗づくりって、これだけの規模のチェーン店なんだからやろうと思えばできると思うんだけど。。。
次はラゾーナにあるアカチャンホンポに行ってみようかな~。

2010年6月3日木曜日

Suica・Pasmoの返却方法

会社の移転に伴い、通勤経路が変更になりました。
最初は今まで使っていたPasmoを流用して定期を買おうとしたのですが、通勤経路がJR線だけのため規定により購入できず(私鉄とJRの連絡定期券の場合はOK)。
結局Suicaを新しく入手することになりました。

余ったPasmoは持っていても仕方ありません。
早く返却してデポジットの500円を返してほしいところですが、ここに落とし穴があります。
チャージが0円でない場合は210円(残額が210円未満の場合は残額すべて。マイナスにはなりません)の払い戻し手数料が発生するのです。

残金が10円単位なら電車やバスに乗っているうちに0円になる可能性もありますが、コンビニなどで使って1円単位の残額があるとそれは無理。
まぁ数十円くらいなら捨ててしまってもいいのですが、なんか悔しいですよね。

僕も1円単位の残額があってその処分に困っていたのですが、実は簡単な方法がありました。
Suica・Pasmoが使えるコンビニでは、チャージと現金を組み合わせて支払うことが可能なのです。

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これなら簡単に残額をゼロにできますね。

僕は駅のNEWDAYSで店員のお姉さんに教えてもらってこの方法を使ったのですが、チャージ不足の状態で普通に清算しようとしたらエラー音が鳴り、店員さんがなにかボタンを操作してからもう一度タッチする必要がありました。
チャージと現金を組み合わせて清算するときは、あらかじめその旨を伝えた方がいいかもしれません。

2010年6月1日火曜日

スターバックス 目黒権之助坂店とのお別れ

はじめは「自分へのご褒美」でした。

ずっと始業時間ぎりぎりに出社していた僕が朝早く出社するようになったのは、ちょっとしたきっかけから、相方と一緒に出勤するようになったためでした。
「新宿で9時始業」の相方と一緒に出勤すると、「目黒で9時半始業」の僕は必然的に早朝出社組になります。
そんなふうに頑張って朝早く出社できた自分へのご褒美に、僕は通勤コースにあるスターバックス 目黒権之助坂店でコーヒーを買うようになりました。

最初は「起きれたときだけ」だった早朝出社がやがて習慣となるにつれて、必然的に僕がスタバによる機会も増えていきました。
そんな生活が1ヵ月も続いたでしょうか。
いつのまにか会計の際に「いつもありがとうございます」と声をかけられるように。
そんな「馴染みの店」ができたのは生まれて初めての経験でした。

僕が「カフェミスト」というスタバのメニューの中でも(たぶん)マイナーなドリンクをいつも注文するからでしょうか。
2ヵ月、3ヵ月と通い続けるに従って、店員のお姉さんの方から「カフェミストでよろしいですか?」と声をかけられるようにもなりました。
これが、いわゆる「いつものやつ」か!

こうなってくると、直行などでスタバに寄れない日はなんだか調子が出ないような気がしてくるから不思議。
やがて、スタバとコンビニの2か所に寄るのが面倒になり、昼食までスタバで購入するようになっていきました。
スタバの場合ドリンクとフードを購入するとたいてい700円以上になりますが、昼食で外食するのと同じようなものか、と自分をごまかしつつ。
これはある意味依存症ですね。。。(^^;

早朝シフトのメンバーはほぼ固定となっているらしく、たいていいつも2人のお姉さんのどちらかと顔を合わせます。
目黒最後の勤務となった5月28日も、すでに顔見知りになって久しいお姉さんが立っていました。
飲み物(暑かったので今日はアイスラテ)を注文しながら「今日で最後になっちゃうんです」と言おうかどうか迷いましたが、結局言い出せないまま商品を受け取って会社へ。

「なんだか、伝えられない想いを抱えていた10代の頃に戻ったみたいだな」と思いつつ、紙袋からドリンクを取り出すと。。。

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偶然なのでしょうか。。。

ドリンクにメッセージを入れてもらったのは、クリスマスのときとあと1回くらい。
決していつもあるサービスではありません。

長い移転プロジェクトのトンネルの出口に立ったその日、不思議な偶然で名前も知らないスタバのお姉さんと僕の間で秘密の回路が繋がった。
久しぶりに、そんなロマンチックな想いが胸によぎったエピソードでした。