2010年5月30日日曜日

移転プロジェクト終了!

プロジェクトリーダーとして2月から続けてきた会社移転プロジェクト。

今週末、金曜日夜から日曜日にかけて引っ越しを行い、プロジェクトが実質的に終了しました。
もちろん想定外の出来事もたくさんありましたが、なんとかほぼ予定通り移転作業を完了させることができ、ほっと一安心といったところです。
プロジェクトリーダーとしての職責を果たすことができたのか、自分ではよく分かりませんが、なんにせよこれほど大きなプロジェクトを率いる(といいつつ、部長にいつもリードしてもらっていましたが)という仕事はいい経験になったと思います。

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今朝の新オフィスの様子。
右奥で段ボールが山積みになっているところが僕の席です(笑)。
HUBやLANケーブルなどの残置物を回収して持ってきたので、来週からゴミと再利用可能品をより分ける作業が始まります。。。

はやくプロジェクトの打ち上げをやって、しばらくのんびりしたいなぁ~。

2010年5月16日日曜日

billsで朝食&横浜散策

helionに誘われて、ニューヨークタイムズで「世界一の朝食」と評されたbillsの日本2号店、赤レンガ倉庫店へ行ってきました。

ここはオープンしてまだ2カ月ということもあり、非常に人気があるらしいので気合いを入れて朝9時過ぎに現地に集合。
赤レンガ倉庫の店の中でも一番早い9時オープンなので僕らが現地に着いた時はすでに開店していましたが、それでも店の前にはかなりの行列ができていました。

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並んで少し待っていると、店員がやってきて人数と名前を尋ねられます。
受付を済ませると入店できる目安の時間を教えてもらえるので、それまで適当に時間をつぶしてまた戻ってくるシステムになっているようです。
僕らは9:45くらいと言われたのですが、実際に入店できたのはその30分後くらいでした。

店内は広々としていて、白と明るい木の色を組み合わせたリラックスできる空間。
行列ができている割には空いているテーブルも多く、回転率よりも目が行き届いたサービスを提供することに重点を置いているようです。
(たとえば、お冷はワインと同じようにグラスの半分くらいしか注ぎません。そのかわり、減るとすぐに店員がやってきて足してくれます)

helionが注文した、名物のオーガニックスクランブルエッグエッグ w/ トースト。

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僕の感覚だと「スクランブルエッグ」イコール「炒り卵」だけど、これは半熟の親子丼から卵だけを取り出したように見事なトロトロの食感。
こういうのを作りたくても、自分でやるとどうしても火が通り過ぎて硬いところとやわらかいところが分離しちゃうんだけど。。。
どうやって作っているんだろう?
超弱火でほんの少しだけ火を通すようにしているのかなぁ。

味付けはほのかな塩だけ(もしかしたらバターの塩だけかも)。
卵の甘さに加えて、生クリームのクリーミーさが口いっぱいに広がって美味。
でもhelion曰く、こってりし過ぎていてたくさん食べると飽きるらしいです。

僕が頼んだのは、赤レンガ倉庫店限定のベリーベリーパンケーキ w/ ベリーバター。

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いや~、このパンケーキはまじでうまい。
メレンゲを使って、ふわっふわに焼き上げた食感がたまらないです。
もっとアメリカンな甘~い味を想像していたけど、パンケーキ自体はほんのり甘い程度の素朴な味で飽きずに食べられます(一緒に付いてくるメープルシロップを好みでかけるようになっています)。
唯一残念だったのは、メレンゲの立て方が甘かったのか、パンケーキの一枚に一部卵の白身が固まったような場所があったこと。
それが無ければパーフェクトな味でした。

相方が頼んだのは、スィートコーンフリッター w/ ローストトマト、ほうれん草、ベーコン、アヴォカドサルサ。

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これもまた、スィートコーンの素朴な甘さを生かした淡白な味付け(ベーコン除く)。
こういう素材本来の味を生かした味が欧米人に受けているのかなぁ。
でも、個人的には「日本人の朝食」にはちょっとこってりしすぎかな、という感じ(フリッターなんだから当たり前なんだけど)。
ただし、ローストトマトは凝縮された味が文句なく美味しかったです。
(僕はもともとイタリアン好き、トマト好きなので。。。)
ここまで水分が飛んでいるということは、オーブンで1時間くらいローストしているのかなぁ。


優雅な朝食を終えた後は、helion絶賛の水上タクシーへ。
小型ボートをチャーターして横浜港の中をぐるっと1周してもらえるサービスで、1グループ30分で5000円です。

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正直なところ、乗船前は「そんなに面白いの?」と半信半疑だったのですが、実際に乗ってみるとすごく楽しい!
フェリーは何度か乗ったことがあるけど、こういう小型船に乗ったのは初めて。
海風を浴びながら疾走するのも痛快だし、たまに波にあおられてボートが水面をぴょんぴょん跳ねるのもジェットコースターみたいで興奮します。
今回は乗っているだけだけど、自分で操船できたらもっと楽しいだろうな~。
芸能人が小型船舶免許をとったりクルーザーを所有したりする気持ちがよくわかりました。

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海の上から見るみなとみらい。
横浜名物の風景も、この角度で見られるのは水上タクシーならではですね。


海の上でひとしきりはしゃいだ後は、(さっき朝食を食べたばかりなんだけど)中華街で昼食を食べることに。
これまたhelionの紹介で、スープチャーハンで有名なお店接筵へ。

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萬珍樓聘珍樓といった有名店に比べると、ごく小規模な「町の中華屋さん」といった感じのお店です。
「スープチャーハン」というのを聞いて想像したのはあんかけチャーハンのようなものだったのですが、実際に見てみると本当に「スープ」チャーハンでした。

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高菜入りスープに浮かんだチャーハン。
チャーハン本体はかなり薄味で、スープと一緒に食べることが前提となった味付けのようです。
スープと一緒に食べてみると、う~ん、悪くはないけど、期待以上の味ではない感じ。
個人的には、これならあんかけチャーハンの方が美味しいかな、と思いました。(^^;


そんなわけで、久しぶりに横浜散策を楽しんだ一日でした。
アテンドしてくれたhelionに感謝!

2010年5月14日金曜日

予定日

私たち二人の意思が――あるいは意思の底流としてあるものが――ひとつになり、この入り組んだ物語を立ち上げ、進行させている。それはおそらくどこか深い見えないところで行われている作業なのだろう。だから顔を合わすことがなくても、私たちはひとつに結びついていられる。私たちが物語をつくり、その一方で物語が私たちを動かしていく。そういうことではないのだろうか?
ひとつ疑問がある。とても大事な疑問だ。
私たちの書いているその物語の中で、この小さなものは一体何を意味しているのだろう? それはどのような役割を担うことになるのだろう?

―― 村上春樹 「1Q84」


前回の健診から2週間。
今日は相方が休みを取って妊婦健診に行きました。
病院の検査のほか、助産師の方にこれからのスケジュールや現在の体調のことなど色々話を聞いてきたそうです。
そして、ようやく予定日がわかりました!

12月4日です。

どうやら2010年生まれはほぼ確定のようですね。

そしてこちらが妊娠10週目の様子。

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おぉ~、だいぶ人間らしい形になってきました。
現在の大きさは3.5cmとのこと。
前回から2週間で3倍近くの大きさになったと考えると、すごい成長ぶりです。

幸いなことに、若干「食べつわり」の傾向はあるものの、相方のつわりは大したことなく平穏な毎日です。
このまま無事安定期までいけるといいなぁ。

2010年5月9日日曜日

アボカド移植

アボカド栽培320日目。

一時期、あれほど元気だったシンゴニウムですが、一度水やりを忘れてシナシナにしてしまったら、葉が次々と黄色くなって枯れはじめてしまいました。
きっと根がダメになってしまったんでしょう。。。

このまま放置しても完全に枯れてしまうだけなので、まだ元気な個所を切って水耕栽培に切り替えることにしました。
ポトスやシンゴニウムといったつる性の植物は節の部分から気根と呼ばれる根が生えていて、ここを水につけてあげるとそこから新しい根が生えてきます。
根がある程度成長したらまた土に植えてもいいし、そのまま水耕栽培を続けることも可能。
水耕栽培の場合、植物自体はあまり成長しなくなるので、大きくなって困ってしまうつる性の植物はこちらの方が適しているかもしれません。

そんなわけでシンゴニウムに使っていた大きめの鉢が余ったので、だいぶ大きくなってきたアボカドをいよいよ鉢植えにしてみることにしました。
コップの中でぐるぐると渦を巻いていた根をほどいてみると、30センチほどの長さまで成長していてびっくり。
その根をスパイラル状になるように保持しつつ、土を入れて完成です。

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あんなに頼りなかったアボカドの葉も、今では手のひらよりも大きくなりました。
これから暖かくなって、どんな成長を見せてくれるか楽しみです。

2010年5月8日土曜日

母子手帳

先週、産婦人科に行ったときに「妊娠届出書」というものをもらいました。
これを区役所に提出すると母子手帳が貰えるのだそうです。
母子手帳の交付は通常平日のみですが、調べてみると第2・第4土曜日は区役所の窓口が開いていることがわかったので、さっそく今日行ってきました。

区役所の手続きというと事務的なイメージがありますが、母子手帳の交付は「おめでとうございます」という挨拶から始まって結構フレンドリー。
母子手帳一冊を渡されて「はいおしまい」なのかと思ったら、妊娠・出産のガイドブックや区の施設の案内、予防接種の説明など色々な資料を貰えました。
資料一式は、ウィルコム提供のエコバック(写真上)に入れてくれました。

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子育てって、なんでも自分たちだけで解決していかなきゃならないものだと重く考えていたのですが、行政にもいろいろと手助けしてもらえる仕組みがあるようです。
結構な住民税を毎月払っているんだし、そういったサービスをうまく使えるように勉強していかなきゃならないですね。

帰宅後にさっそく母子手帳を開いてみたら、子供のころに自分の母子手帳を見せてもらったときの記憶がほんの少しよみがえってきました。
こんなふうにして自分も一生懸命育てられてきたんだなぁ。。。
親から与えられたものを、今度は自分の子供に還してあげる時がやってきたんだな~と思うと、ちょっとしみじみしてしまいますね。

2010年5月4日火曜日

コツをつかんだ!?

相方がバンドの練習に出かけていったので、借してもらったチューナーとにらめっこしながら自宅でオーボエの音階の練習をしました。

同じ木管楽器でも、相方のクラリネットはキイさえ押さえればそれなりの音が出るのですが、オーボエはリードのくわえ方や息のスピードで全く違う音が出ます。
その自由度が多彩な表現力につながっているわけだけど、裏を返せば初心者にとっては高い壁。。。
リードを思い通りにコントロールする技術と、正しい音程を感じ取る音感の両方をトレーニングしなければなりません。

相方のmixiの日記でも書かれましたが、以前の僕は上のドを吹くとシ♯(。。。はないけど)くらいの音が出るという滅茶苦茶な音階でした。
先日JDRで試奏させてもらったときも相方に笑われたので、「お前もやってみろ」と相方に吹かせてみたら僕よりずっとまともな音程でイラっとしたのですが、おかげでいくつか気がついたことがありました。

  • 同じリード、同じ楽器でも僕の方が音程が低い。(ゆえに、楽器やリードの問題ではない)
  • 息のスピードは相方より僕の方がある。(ゆえに、息のスピードの問題ではない)
  • 相方の方がリードを深くくわえている。(リードのくわえ方の問題?)

以前の僕はリードの先っちょをくわえて音を出していたのですが、深くくわえてリードを唇で噛むと音の高さをかなりコントロールできることがわかりました。
チューナーの電源を入れ、音程を合わせる練習をすること30分余り。
ドシラソファミレド~。
おお、まともな音階が吹けた!
それと同時に、チャルメラのような安っぽい音が、多少オーボエっぽい艶のある音になってきたような。
これはいい感じでは!?

リードを深くくわえるとタンギングがしにくかったりと、まだ少し違和感があるところもあるのですが、そのへんは次回のレッスンで先生に聞いてみようと思います。

2010年5月2日日曜日

JDR初訪問

相方が都内に出る用事があったので、新宿で待ち合わせて「ダブルリード吹きで知らない者はいない」JDR(日本ダブルリード株式会社)にお邪魔してきました。

JDRでは、ちょうどGWの特別企画「大試奏会」をやっていました。
未だまともに音が出せない僕は試奏などという大それたことをやるつもりはなく、「他の人が吹く音を聞いて勉強しよう」くらいの気持ちだったのですが、営業マンのヨイショに堪え切れず思わず吹かせてもらってしまいました。(^^;
音階が滅茶苦茶なので恥ずかしかったのですが、アンブシュアの形のアドバイスをもらったおかげで少しはまともな音が出せるように。
いやー、恥ずかしがらずに何事もトライしてみるものですね~。

地元に戻った後は、駅近のカラオケで1時間ほど練習。
リードを噛む場所のコツが掴めたので、上のドの音階は結構まともになってきました。
音階はともかく、チャルメラのような安っぽい音質はなんとかならないもんかな~。

2010年5月1日土曜日

結婚記念日

メーデーは僕たちの結婚記念日。
今日で4周年です。早いもんですね~。

相方がイタリアンが食べたいというので、いつものように食べログで検索
SALONE 2007さんはちょっと敷居が高そうだったので(そもそも、席の空きがなかった)、「当日じゃ無理かな~」と思いつつオ・プレチェネッラさんにTEL。
運よくテーブルが取れたので、お邪魔してきました。

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コースメニューもありましたが、今回は当日予約ということもあってアラカルトをシェアすることにしました。
カメリオーレ(イタリア語のウェイター)のお兄さんの説明に従って、前菜2種(冷製・温製)・パスタ2種・メイン1種を注文。
パスタとメインはオススメを聞いて、それをそのままオーダーしました。

こちらのお店では、二人でシェアすることを伝えると最初から二人分に取り分けて運んできてくれます。
当然量は少なくなるのですが、お皿の数が倍になるのでゴージャスなコースを食べている気分。
美味しいものを、ちょっとずつたくさん食べられるようにという心配りが嬉しいですね。

頼んだ料理はこんな感じ(**はメニュー写真に写ってなくて分からないところ)。

  • マコガレイのマリネと甘エビとういきょう オレンジのタルタル 生うにと
    • 白身とエビの甘さが生きる絶妙な塩加減。「オレンジと白身ってどうかな?」と思ったけど、食べてみると相性ばっちり。
  • 仏産ホワイトアスパラのソテー サンダニエーレ産20ヵ月熟成の生ハムとラビゴットソース
    • 生ハムもコクがあって美味しいけど、何よりアスパラの存在感がすごい。ソテーによって甘味が凝縮されている。卵とオリーブオイルのソースも美味しい。
  • トマトを練りこんだオレッキエッテ 静岡県産桜エビとそら豆のソース
    • 桜エビの風味がすごい。トマトを練りこんだパスタとそら豆との相性も抜群。今回一番のヒットかも。
  • **(リボン状のパスタ)ドンブ産ウズラとカルチョーフィのソース
    • アーティチョークはちょっと塩が効きすぎだったのが残念。生パスタのちゅるっとした食感を楽しむには良い皿。
  • ホロホロ鳥のココット焼き **のレバーのペーストとスープ
    • ホロホロ鳥はちょっと癖があって歯ごたえが強く、野趣を感じさせる風味。二人で分けても十分なほどボリュームたっぷり。レバーのペーストが美味すぎる。

料理の途中、カメリオーレのお兄さんと「今日は結婚記念日のお祝いで来たんです」という話をしていたら、予約したわけでもないのにデザートのお皿に簡単なデコレーションをしてくれました。

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お皿を前に、二人並んで記念写真を撮ってもらうことに。
すると、フラッシュに気付いた隣のテーブルのお客さんから拍手をもらったりしてちょっと恥ずかしかった。。。(^^;
でも、狙いすぎてないアットホームなサービスで嬉しかったです。

シメはイタリアンらしくエスプレッソでも良かったのですが、ラテアートを描いてほしかったのでカプチーノを頼みました。

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耳がない(垂れてる?)けど、犬かな?
かわいさだけでなく、ミルクで割っても負けない芯がしっかりしたエスプレッソの味で美味しかったです。

実は結構いいお値段のするお店なのですが、カジュアルな雰囲気なので気疲れせずに楽しめました。
カメリオーレのお兄さん方は、みんなイケメンなうえに愛想もよく、サービスも行き届いている印象を受けました。
駅から近い割には静かな立地なので、気軽に美味しいイタリアンを食べるには良いお店だと思います。
ディナーはさすがに懐に余裕が必要ですが、ランチなら3千円くらいで食べられるし。

今回は、相方がアルコールを飲めないのでグラスワインを頼みましたが、できれば4人くらいで行っていいワインのボトルを開けてみたいですね~。
ボトル赤白開けたら一人1万5千円コースなので、気合いを入れて行かないとダメですが。。。(^^;

第8週

前回の診察から2週間経ったので、再び産婦人科に行ってきました。

予約はしてましたが、今日は思いのほか空いていてほどなく相方が呼ばれて行きました。
僕は手持無沙汰であたりをキョロキョロ見回していましたが、玄関の靴箱の上に並べられた大量のカタログ類が気になったのでちょっと手にとってみました。
すると、どうやらみんな赤ちゃんグッズのレンタルカタログのよう。
そりゃ普通の病院じゃこんな風景は見られないよな~。

今回は診察室に僕が呼ばれることもなく、相方が一人ですたすたと出てきました。
相方がもらってきた超音波の写真を見せてもらうと、

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おお、2週間前には空っぽだった子宮にはっきりと胎児の姿が(中央下の空洞にある白いかたまり)。
現在大きさは1.2cmだそうです。
今まさにこの時も、相方の腹の中で盛んに細胞分裂が行われているというのは、なんだかもう生命の神秘ってやつですね。

正確な予定日はまだですが、12月の頭にはもう生まれそうな勢いだそうです。
2010年生まれか~。
1970年代生まれの俺らからみたら超未来人ですね。。。