2010年2月3日水曜日

ニセコスキーツアー 第3日目

ニセコ滞在もいよいよ最終日。
今日は7時に起きて朝食を食べ、チェックアウトの手続きを終えると、早速着替えてゲレンデに出ました。

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今日はニセコビレッジを中心に滑ることにしましたが、正直いまいちなゲレンデです。
一つはコースバリエーションの問題で、非圧雪の上級コースを避けると滑れるコースが限定されてしまうこと。
もうひとつ(ボーダーにとって残念なの)が、ゲレンデの途中で止ってしまいスケーティングを余儀なくさせられる場所があること。。。
それでも5時間券を買った関係上根性で滑り続けます(笑)。

そんなこんなで、ゴンドラに3回目に乗った時。
一本道のコースに飽きたので、相方と分かれて上級の非圧雪コースにチャレンジしてみることにしました。
ゴンドラ乗り場で合流、ということで相方と分かれて上級コースに行ってみたのですが。。。
ここ、ホントにスキー場のコースですか?(^^;

まばらに木が生えた山の中の急斜面。
僕の技量では急すぎてターンもままならないところを頑張ってチャレンジしたのはいいものの、非圧雪の斜面はごまかしが効かないのでバランスを崩して転倒。。。
転ぶと雪がふかふか過ぎて起き上がることもできません。
立ちあがっては転び、転んでは立ち上がりを繰り返しているうちにヘトヘトになってしまいました。
相方と分かれてずいぶん時間が経ってしまったので、心配しているかもしれないと思い電話を入れてみるも、「おかけなおしください」となってまったく繋がりません。
(後から聞いてみると、寒さのせいで携帯がおかしくなっていたらしい)
仕方ないので必死になって雪原から脱出し、30分近くかけてようやく下山。
無事相方とは合流できましたが、この脱出劇のおかげでどっと疲れが出てしまい、風が強くて寒さがしんどいこともあってゴンドラ4回目でギブアップしました。(^^;

更衣室で着替えを済ませたあとは、ラウンジで温かいものを飲みながらツアーバスの到着を待つことに。

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予定通り14時20分にツアーバスが到着。
荷物を載せて座席に着くとさっそく爆睡です。
渋滞もあり札幌到着まで3時間半かかりましたが、寝ていたのでまたもあっという間の出来事でした。。。

札幌のホテルはホテルニューオータニ札幌
昨日までのラグジュアリーな部屋とは比べるべくもないですが(笑)、どうせ寝るだけだと思えば可もなく不可もなくといった感じです。

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ただ一つ、バスタブだけはニューオータニの方が大きくて良かったですね。

さて、札幌の夕食は何かというと......これです!

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修学旅行で行けなかったサッポロビール園に15年の時を超えてリベンジです。

ホテルから札幌駅まで歩き、北口から0分と30分に出ている直行便のバスに乗ってビール園へ向かいます。
サッポロビール園って単に一つのレストランだと思っていたのですが、実はレストランだけでもいくつもある大きな施設なんですね(ジンギスカンホールだけで3つある)。
必ずしもすべてのホールが稼働しているわけではないようですが、総合案内所でジンギスカン食べ放題を申し込んだら平日の夜だというのに若干の待ち時間がありました。
うーん、盛況ですね。

まもなく名前を呼ばれたので、教えられた建物(ケッセルホール)に向かいます。

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中に入ってみるとびっくり!
広い建物が白い煙で充満しています。
まるで先日のまるう商店のようではないですか。

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ジンギスカンとはいえ、換気設備完備の焼き肉店のようなものを想像していたのですが、まるっきり違っていました。
上着や荷物をどうするかというと、着席時に渡されるビニール袋に入れて各自ガードするシステムになっています。

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注文するのは、もちろんジンギスカン食べ飲み放題+380円のコース
北海道限定クラシック生ビールとヱビス生ビールを交互に飲みまくります。

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肉は、上の丸い冷凍ラムと下の生ラムの二種類が選べます。
生ラムの方が癖がなくて上品な味なのですが、僕は子供のころ「焼肉」といえば上の冷凍ラム肉だったので、今でも冷凍ラムの方が「ラムを食べたー」っていう気がして好きですね~。
合計生ラム2皿、冷凍ラム3皿、野菜3皿を頼んでこころゆくまでジンギスカンを堪能しました。(^^

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再びバスで札幌駅に戻り、コンビニで明日の朝食を調達しつつホテルへ。
そのまま寝ても良かったのですが、せっかく札幌に来たからにはススキノで飲んでおきたい!という僕のたっての希望でススキノに繰り出すことにしました。

ホテルを出るとちょうど目の前のバス停にバスが来ていたので、それに飛び乗ってススキノへ。
事前に下調べはしていなかったのですが、北海道でウィスキーといえば余市蒸留所
余市といえばニッカウヰスキー。

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ということで、空港でもらった雪まつりの冊子にクーポンが付いていたTHE NIKKA BARというお店に行ってみました。

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カウンターに座ったところ、目の前には白いジャケットの御大が。
ずいぶんと歳をとった人だなと思って聞いてみたら、なんと84歳とのこと。
(ススキノでも最高齢のバーテンダーじゃないかと思ったのですが、後から調べたら上には上がいました。事前に調べていたらBarやまざきに行ってみたかもしれません)
さすがに歳なので、お酒やつまみを作るのは他の店員に任せて自分は差し出すだけですが、若い女性店員と話をしているところを見ていると、まるで孫とおじいちゃんのようで面白かったです。

お酒で面白かったのは、醸造所でしか売っていないという余市の原酒。
家に帰って調べてみると、余市のシングルカスク自体はオフィシャルものが一般に売られているようですが、下の写真の500mlのボトルは一般市場には出回っていないようです。

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シングルカスクのカスクストレングスとはなかなかお目にかかれないシロモノなので、ここは一丁奮発して15年ものを頂いてみました。
62度とかなりアルコール度数が高いのでストレートで飲むと濃い味がガツンと来ますが、少しずつ加水しながら飲んでいくと徐々に香りと甘みが開いていって1杯で何度も楽しめます。
結局余市と宮城峡を飲んだのですが、余市は甘みの中にも若干スパイシーなニュアンスがあるのに対して、宮城峡はしっとりと繊細な甘みで個性がそれぞれよく出ていました。
普段はジャパニーズウィスキーまで手が回らないのであまり飲みませんが、率直に言って日本のウィスキーは美味しいです。
まだイチローズモルトは飲んだことがありませんが、機会があったらぜひ飲んでみたいですね。

0時半頃まで長居させてもらい、タクシーでホテルに戻ったのは1時近く。
明日の朝はゆっくり寝させてもらいます。。。

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