2006年7月15日土曜日

小田原ツーリング

連休初日、朝から天気は上々。
真夏を思わせる青空に誘われ、箱根までのルートの下調べを兼ねて小田原まで遠出してみることにしました。
普段なら横浜から鎌倉街道を通って湘南に出るところですが、今日は新ルート開拓のため国道1号を経由します。


いつものごとく準備に時間をとられ、9時半近くなってようやく自宅を出発。
まずは第二京浜から環状1号に入り保土ヶ谷方面へ。
まだ早い時間帯のせいか交通量もそれほど多くなく、道幅も広いためすんなりと保土ヶ谷の駅に到着しました。

踏切を渡って国道1号に合流すると、そこは予想通り交通量が多い割に道幅に余裕がなく走りにくい道。(-_-;
都市部の一桁国道にはありがちですが、数十センチの間隔で大型トラックとデッドヒートを繰り広げるのはなかなかしんどいです(渋滞しているので抜きつ抜かれつ)。
キツい坂というほどではありませんが、内陸部を走る1号線はアップダウンも多くじわじわと体力を奪われるのがイヤらしいところです……。

hodogaya.jpg

戸塚区に入ったところで、不動坂の交差点をバイパス方面へ。
都市部を迂回する目的もありますが、なにより自転車乗りというもの 「坂」 と名の付くものは上っておかなければなりません(笑)。
バイバスというと歩行者や自転車が通行できない道も多いですが、この横浜新道にはしっかりした歩道があって走りやすいです。
……と思って油断していると、いきなりこんなんなったりしますが。○| ̄|_

touhrinuke_kinshi.jpg

戸塚のこのあたりはちょっとした丘の上になっていて、立ち並ぶマンションの間から住宅地の街並みが見渡せます。
こういった光景は坂を上ってきたご褒美みたいなものだけど、チャリの向こう側はかなり急な階段になっていて怖いです……。(^^;

machinami.jpg

アップダウンの続く1号線に嫌気がさしてきたので、そろそろ海岸沿いの道に走ることにして藤沢バイパスの手前で藤沢方面へ。
藤沢橋を渡ったところで江ノ島方面へ左折します。

fujisawabashi.jpg

境川といえばサイクリングロードが有名なので期待していたのですが、残念ながら藤沢橋以南は未整備(というより場所がない……)。
仕方ないので市街地を抜けて江ノ島を目指します。

sakaigawa.jpg

間もなく江ノ島というあたりで、突如道路上に線路が出現。
おお、江ノ電が路面電車となっている区間ではないですか。

enoden.jpg

江ノ電は何年か前に乗ったことがあるけど、このへんの区間は道幅が狭いし車も平気で走ってくるしで結構怖いです。(^^;
写真を撮りながら様子を見ていましたが、電車が通過している最中にも関わらず自動車がずかずかと交差点に進入してました。
どちらの運転手も慣れっこなんだろうけど、傍から見ているとハラハラしますね。
事故とか起きてないのかなぁ……といらぬ心配をしてしまったり。


湘南の海沿いを走る国道134号に合流して西へ。
ごちゃごちゃした江ノ島周辺を通り過ぎると、湘南海岸沿いの松林が延々と続きます。
まだ梅雨明け前だからなのか連休初日の割にはそれほど交通量は多くなく、時として北海道ツーリングと見まごうこんな風景に出会ったり。

R134.jpg

松林の風景にもいい加減飽きてきた頃、湘南大橋を越えてようやく平塚市へ。

shounan_ohashi.jpg

134号は走りやすくて非常によい道なのですが、花水川を越えて1号と合流したあたりで自転車走行不可の区間となってしまいます。(-_-
仕方なく側道から旧道の1号に降りると、大磯町役場の近くにこんなしょぼい看板が……。

jitenshado.jpg

「自転車道」の言葉に惹かれ、大して期待せずに住宅の間を抜ける狭い道を走っていくと……

jitenshado2.jpg

西湘バイパスを見下ろす高台を走る広々とした自転車道を発見!
路面もいいし景色もいいし、こんな立派な自転車道があっていいんだろうか?
……と思ってたら、ほんの数kmほど走ったところで川を渡ることができず、結局1号線に合流することになりました。(-_-


35度に迫る気温に体力を奪われ、ヘロヘロになりつつようやく小田原市内へ。

odawara.jpg

昼過ぎには小田原駅に着けるかと思っていたのですが、結局到着したのは1時40分。
いやー、自分の力を過信してはいかんですね。
本番でもムリのある予定を立てないように気をつけねば……反省。

odawara_station.jpg

せっかく小田原までやってきたので、休憩を兼ね小田原城を見物して帰ることに。

odawara_jo.jpg

人も少なく、まったりして良い感じなのですが……。

象がいたり、

elephant.jpg

鬱蒼とした木々に囲まれた遊園地(お客さんがいなかったら廃墟っぽくて怖い……)があったり、

park.jpg

と、なんだか不思議な雰囲気の場所です。(^^;

復元された銅門など良さげな場所もあるのですが、小田原駅と反対側にあるせいか全くといっていいほど観光客がいませんでした……。

odawara_jo2.jpg

小田原城でのんびりしたおかげで体力も回復でき、あとはまったりと帰るだけ……のはずが。
帰り道の途中、追い越されたチャリダーに頑張って付いていってしまった(もちろん向こうの方が実力は数段上)せいで、復路の序盤から思い切り体力を消耗してしまいました。
いやはや、134号線に出てから先の長いこと長いこと……。

結局、自宅に帰り着いたのは6時半過ぎ。
走行距離は135kmほどだったけど、今までで一番疲れたツーリングだったかも。(^^;

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