2011年11月12日土曜日

退去の立ち会いと風呂場の鏡の掃除について

引越しの翌日、5年半住んだアパートの退去の立ち会いに行ってきました。
荷物の梱包をしながらある程度は掃除をしたけれど、さすがにあちこちに汚れが目立っていたので敷金がどれだけ戻ってくるか心配だったのですが……。

不動産屋 「……ここもきれいですね。入居は5年半ですよね~。そんなに住んだとは思えないくらいですよ」
僕 「(換気口の周囲を示して)でもこのへんは壁紙が汚れてますよ。一応掃除はしたんですが、汚れが取り切れませんでした」
不動産屋 「これくらいは仕方ないですよ。クリーニングが入りますから大丈夫です」
僕 「そうなんですか」
不動産屋 「他の部屋ではタバコの汚れがひどくて大変でしたからね。それに比べれば非常にきれいなもんです」
僕 「そりゃひどいですね(今時、賃貸物件でタバコをバンバン吸うやつなんかいるのか)」
不動産屋 「特に修繕が必要な場所はないので、クリーニング費用4万円くらいだけで済むと思いますよ。新居の方に見積もりを送るので、何か問題があれば連絡ください」

そんなわけで、あっけないほどあっさりと立ち会いが終わってしまいました。
どうしても水回りの使用感は残っちゃうし、フローリングの床もあちこち傷つけていたのですが、そのへんはほとんど気にされませんでした。
とてもキレイ好きとはいえない我が家でこうだということは、他の部屋は退去する時一体どんな状況だったのやら……。(^^;


ちなみに、僕が賃貸物件の退去時にクリーニング以外で請求された唯一の費用は風呂場の鏡です。
たまに掃除はしていても、鏡の表面に付く白いうろこ汚れって落ちずに残っちゃうじゃないですか。
あれをそのままにしていたら、「この状態だと鏡の交換が必要」と言われて\7,000くらい請求されてしまったのです。

てっきり、(電気ポットの白い汚れと同じで)水道水中のカルシウム成分が沈着したものだからクエン酸クリーナーがあれば落とせると思っていたのですが、風呂場の鏡は水道水中のケイ素とガラスのケイ素が引き付けあって沈着するため、普通のクリーナーでは落とせないみたい。
そのため、調べてみると様々な専用クリーナーや研磨パッドが市販されていました。

そういう専用製品に頼っても良かったのですが、今回はより汎用的な洗剤での汚れ落としに挑戦すべく、液体クレンザー(ジフ)を使ってみることにしました。
(専用製品が\1,000くらいするところ、こちらは\200以下。安い!)
掃除の方法は簡単で、入浴時にスポンジにクリームクレンザーをたっぷりつけて鏡を磨くだけ。
ガラスが傷つくこともなく、初回の掃除だけでもだいぶキレイになりました。

とはいえ、さすがに専用品のようには行かないので、この段階では鏡が乾くとうっすらとうろこ汚れが残っているのがわかります。
ここから多少根気がいりますが、同じように3~4回クレンザー磨きを繰り返していると、ほとんど新品のように鏡がピカピカになりました。
同じようにカラン類も磨いてみましたが、柔らかいスポンジであれば特に傷は付かないようです。
コーティングされた樹脂類など注意が必要な素材もありますが、上手く使えばかなり掃除の役に立ちそう。
クレンザーって昔ながらの洗剤のイメージがあって軽んじていたけど、実は侮れない実力の持ち主のようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿