2009年7月31日金曜日

太陽のリング

だいぶ遅くなりましたが、2009年7月22日の日食はみなさん見れましたか?
僕も会社の駐車場に出て空を眺めました。
東京の天気は一面の曇り空でほとんど太陽は見えませんでしたが、それでも一瞬雲の切れ間から三日月のように欠けた太陽を眺めることができました。

社内に戻ると、ちょうどNHKが生中継をしていたので、会社のロビーのTVでダイヤモンドリングを眺めました。
皆既日食の最中って、夕方のように周囲が暗くなるんですね~。
すごい。
一度生で見てみたいものです。

こちらは太平洋上からの中継映像。

そしてこちらが硫黄島からの中継映像。
プロミネンスの姿がきれいに映っています。

日食って滅多にない天体ショーのイメージがありますが、実際は日本で観測できる機会が少ないだけで、太陽と月の軌道が交差するタイミングは1年に2~3回あります。(詳細はWikipedia:日食参照)
今回、トカラ列島付近へのツアーはインフラ設備への投資などで最低でも30万くらい費用がかかったそうなので、本気で見たければ海外まで見に行っても費用はあまり変わらないんじゃないでしょうか。
2035年には本州で皆既日食を観測できるそうなので、それまで待つか海外に行くか。。。
2010年にイースター島や南米で見られる皆既日食はちょっと行くのが大変そうなので、2012年にオーストラリアで見られる皆既日食あたりが良さそうですね。

と、ここまで皆既日食の話をしてきたわけですが、日食にはもうひとつ金環日食というものがあるのをご存じですか?
これは月の軌道が地球から遠い時に発生する日食で、月の見かけ上の大きさが小さいために太陽が完全に隠れず、月の周囲にリング状に太陽が見えるというもの。
この金環日食が2012年5月21日に日本で見られるのです。

この話、どこかで聴いたことありませんか?

そう!
ドリカムの「時間旅行」という曲で歌われている「2012年の金環食」というのがこれです。
「時間旅行」が収録されているアルバム「WONDER 3」が発売されたのは1990年ですから、あれから20年を経てもう少しでついにその日がやってくるわけです。(^^
こちらのページを見ていただくと良くわかりますが、まさに関東周辺が食の中心。
見事な「太陽のリング」が見えます。
時刻も朝の7時半なので、仕事に出かける前に上りながら欠けていく太陽を眺めることができるはず。
ドリカムファンとしては、今回の皆既日食よりも楽しみなイベントです。

日本の金環食といい、オーストラリアの皆既日食といい、2012年は天体ショーが楽しみな年になりそうですね。

1 件のコメント:

  1. >「時間旅行」が収録されているアルバム「WONDER 3」が発売されたのは1990年
    軌道や周期が分かってるとはいえ、天文学的な数字の計算を正確にできるというのが凄いなぁ。

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